人気ブログランキング | 話題のタグを見る

山岳民族の村~タイ便り(4)

山岳民族の村~タイ便り(4)_c0039428_0261590.jpgチェンマイに行ったら是非少数民族の村に行ってみたいと思っていたので、ガイドに聞いたところ
「エレファント・キャンプから車で5分ほどのところにある、」というので立ち寄ってみることにしました。

少数民族の村といっても特定の民族の集落というのではなく、エレファント・キャンプと同じように山岳民族を一種の観光資源化し生活支援をしようという発想のようです。

入場料600バーツを支払って中に入ると
あちらこちらに色々な民族特有の民家が建ち、その周囲には畑があり
山岳民族の家族が暮らしていて、
その村の中を歩いてまわる一種の民族博物館のようになっています。
山岳民族を見世物にしているようで、複雑な気分です。

山岳民族の村~タイ便り(4)_c0039428_0264396.jpgホワイト・カレン族の家族
ここに民族衣装を着てすわっているのが彼らの役割
戸惑っているようにも見えます




山岳民族の村~タイ便り(4)_c0039428_0311296.jpgどの民族の家でも女性達は
いざり機で織物をしています
足指をぴんと立て、腰を固定する姿勢をずっと続けるのですから
大変です。

縦糸の本数が多く布幅をそろえて織るのは苦労だと思うのですが、手馴れた様子で織っていきます。さすがです。

山岳民族の村~タイ便り(4)_c0039428_027710.jpg首長カレン族の女性
6~70人いる首長にしているカレン族の女性のうち16・7人がこの村に住んでいるそうです。
5歳になると首と膝下に金輪をつけ始め、徐々に輪の数を増やしていき、大人の女性は5キログラムほどの金輪をつけているそうです。もともと虎に襲われるのを防ぐためだったというのですが、身動きもできないほどの重さです。

この状態で1日中いざり機で織物をしているようです。
左の女性に年令を聞くと「28歳」と答えてくれました。

by small-small-world | 2007-04-06 00:38 |    タイ便り2007 | Comments(0)
<< 山岳民族の手仕事~タイ便り(5) 絵を描く象~タイ便り(3) >>