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金沢文庫と称名寺

お仲間の同期会。
このところ年に二回、散策と食事というメニュウで定着しています。

今回は京浜急行金沢文庫駅で集合
神奈川県立金沢文庫へ歩いて向かいました。

幹事が事前に学芸員に解説をお願いしてくださっていたので、金沢文庫の概略や遺跡の発掘のお話をお聞きしてから見学しました。

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金沢北条氏(かねさわと読むそうです)の北条実時は、当時重要な港を押さえ、中国との貿易で富を築き、その財で重要な書籍類を収集したそうですが、北条氏衰退後それらの書籍の一部を徳川家康らが持ち出し保管したことで、散逸はしたものの重要なものは残ったということでした。

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文庫のとなりの称名寺。金沢北条氏の菩提寺です
桜が満開でのどかな雰囲気です

40年ほど前に一度訪れたことがあるのですが、その頃はもっとさびれた様子でした。
昭和50年代に発掘が行われ、本殿前の池や橋が再現されたのだそうです。

金沢文庫と称名寺_c0039428_22192886.jpg昼食は称名寺から20分ほど歩いたところにある料亭「金沢園」で。
レトロな建物は国登録有形文化財に指定されているそうです。
かつては海に面して建っていたそうですが、今では埋め立てられ、住宅地の真ん中に建っています。
かつては旅館で、横須賀の海軍基地の軍人に面会に来た家族が宿泊したそうです。
私たちが食事をした部屋はかつて高浜虚子が滞在した部屋だということでした。
by small-small-world | 2008-04-12 22:25 | ☆散歩道 | Comments(0)
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