c0039428_22555164.jpgパレスチナの民族衣装展を見てきました。
         新宿・文化学園服飾博物館 3月14日まで

20世紀前半のパレスチナの衣装の展示です。


c0039428_22444524.jpg女性のドレスの胸元、裾、背中には細密なステッチが施されています。
町や村で異なるデザインは母から娘へと長い間にわたって受け継がれてきたものなのでしょう。
美しく装うことにかける女性達の手間や時間は尊いものだと思います。


c0039428_22451246.jpg聖母マリアやマグダラのマリアもこれと同じような衣装をまとっていたのに違いありません。



c0039428_22453432.jpgパレスチナといえばイスラエル建国以来、難民キャンプでの生活を余儀なくされている人々
現在でも同じような衣装は伝承されているのでしょうか。


文化服装学院へはアジアからの留学生が多いと聞きました。
行き交うおしゃれな若者達はアジアの言語で賑やかに談笑していました。
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by small-small-world | 2010-03-09 22:57 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

インド・大地の布展

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駒場の日本民藝館で開催中の「インド・大地の布展」へ。


岩立広子氏がインド各地の村々を訪れて収集したコレクションの中から約400点が展示されています。

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天然染料で染められた手織の綿やウールの織物に
刺繍、アップリケ、つづれ織り、絞り染め、刺し子等々様々な技法を使ってあらわされた素朴ながら力のあるデザイン

婚礼の衣装、ターバン、敷物、バッグそれにらくだの前垂れにいたるまでの品々
土の香りのする布たちの美しさに心奪われました。

1階の1室では、日本の東北地方の刺し子やこぎん刺しの衣裳も展示されていました。
藍と白のシンプルな色あい、洗練された幾何学的な文様
これもまたすばらしいものでした。

大地に生きる名もなき女性達の手の技が、日常の生活を美しく彩ってきたことの尊さを思いました。

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この日はハロウィーン
秋が深まる駒場あたり
ハナミズキの並木道も赤く色づいていました。
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by small-small-world | 2007-11-03 11:47 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)


森本喜久男氏の「メコンにまかせ」を読んで、復元されたカンボジアの手織を是非みてみたいと思っていた時、六本木のギャラリーでカンボジアの織物の展示があるという小さな記事を見つけました。「たびうさぎ」というそのギャラリーは六本木ヒルズのすぐ近くにありました。小さなスペースでしたが、自然染料で染めた絹やクメール絣のスカーフが並んでいました。会場では森本さんにもお会いして、いろいろお話を聞くこともできました。

         「メコンにまかせ」

         たびうさぎ

森本さんが苦労して再生されたクメールの蚕の繭は鮮やかな黄金色 をしています。日本でよく見られる繭に比べるとやや大型です。


その黄金の繭を精錬した薄いクリーム色の絹糸で織ったマフラーです。c0039428_2258268.jpg

柔らかいけれど、ちょっとどっしりした織り地。洗えば洗うほど柔らかく、使いやすくなるということです。

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by small-small-world | 2005-04-18 23:12 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

布に踊る人の手――

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by small-small-world | 2005-03-26 23:40 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

太陽と精霊の布

手織の藍染布に刺繍やアップリケをたっぷりほどこした少数民族の衣装のコレクションをやっと見ることが出来ました。2004年夏に千葉美術館で「太陽と精霊の布――中国・東南アジア少数民族の染織」という展覧会が開かれたのです。滝澤久仁子さんという方の240点にも及ぶコレクションの展示でした。
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滝澤さんは1989年にタイ・チェンマイに居を移しました。そこでバー・ビエンというラオスの手織布に出会ったのです。さらにその布のルーツを訪ね、雲南・江南の山地に点在する少数民族の村をめぐり、トン族、ミャオ族、タイ族、ヤオ族などの衣装をコレクションされたのです。
衣装の刺繍のデザインや色合いの卓抜さ、細かい技術には本当に驚きます。赤ちゃんの負ぶい紐はもちろん小さな靴にまで細かな刺繍がほどこされています。とくに驚いたのは、まるでビニールコーティングでもしたかのようにつやつやと光る藍染の上着です。木槌で何度もたたいてあのようなつやを出すのだそうです。それから1センチくらいの細かいプリーツの藍染のスカート。これには白い連続模様がロウケツ染めでデザインされています。

とても貴重な図録ですが、開催した千葉市美術館や宮城県美術館ではまだ手に入るのでしょうか。

  千葉市美術館
  宮城県美術館
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by small-small-world | 2005-03-25 13:01 | ★アジアの手仕事 | Comments(3)

少数民族写真集

雲南省の昆明や麗江の街を歩いていると色々な民族衣装を普通に着て歩いている人たちが多いのに驚きます。
興味を持って昆明市内の本屋さんののぞいてみたのですが、そこにはそういった本は見つかりませんでした。結局昆明の空港内の店で素敵な本を見つけました。
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「Cream of Yunling ―― A photo odessey of Yunnan ethnic groups」
(雲峰の華――雲南少数民族写真集)という本です。中国元で98元でした。
全編カラー、少数民族の暮らしぶりもわかります。 張松泉さんという写真家が
20年にもわたって雲南省の山々に分け入って取り続けた写真だそうです。
鮮やかな色の衣装がとてもきれいです。
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by small-small-world | 2005-03-25 12:00 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

中国少数民族の刺繍

ホーチミン・ドンコイ通り。同じような刺繍のバッグを並べているお店が多くて、見あきてしまうほどなのですが、たまたま立ち寄った薄暗くて小さなお店の片隅で少数民族の断片をみつけました。ドンコイ通りで売られている少数民族の民族衣装は切り刻まれて、新しい服にパッチワークのようにデザインされるか、ポシェットなどに仕立てられて売られている場合が多いのです。これも残念ながら完全な形ではないのですが、少なくとも切り刻まれてはいません。私にとっては観光客用に美しくデザインされたものより、断片とはいえ実際に着用されていた民族衣装を手に入れられたことのほうがうれしく感じられました。
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黒地にオレンジ系のグラデーションの細かいクロスステッチで連続的な幾何学模様がデザインされています。縁取りのパイピングはヤオ族の衣装に多い仕上げです。腰の後ろにエプロンのようにつけるもののようです。
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これは襟飾りです。背中に赤い房が垂れるように身につけます。
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帰宅してから、埃を落とそうとちょっと水につけたら、黒い色素がどっとしみ出したのであわてて乾かしました。洗うものではないようでした。

昨年7月から8月にかけて千葉市美術館で開催された「太陽と精霊の布―中国・東南アジア少数民族の染織」という展覧会(現在は宮城県美術館で開催中)に、これとまったく同じデザインの衣装が展示されていました。私の考えていた通りヤオ族の衣装の一部だったようです。
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by small-small-world | 2005-03-15 00:01 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

雲南省麗江で手にいれた赤ちゃんのおくるみです。

何族のものかはっきりしないのですが、周辺部の縁取りを見るとヤオ族のものではないかと思います。

黒い木綿地に青みが買ったローズ色の濃淡の糸で一面にサテンステッチを使って刺してあります。ちょっとほつれていて、使い込まれた感じが気に入っています。c0039428_22495152.jpg



刺繍のデザインもとても素敵です。c0039428_22514367.jpg



おくるみにもいろいろなデザインがあるようです。

少数民族の女性はとても働き者。物質的には質素な生活だけれど、子どもをいつくしむ気持ちが伝わってきます。

これを手に入れて喜んでいたら、通訳をしてくれたナシ族の若者は「こんなものにお金を使うなんて信じられない・・・・」と一言。
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by small-small-world | 2005-03-08 22:57 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)