カテゴリ:   南ドイツ2007( 22 )

ババリアのお人形~南ドイツの旅(15)

c0039428_14465530.jpg今から100年ほど前の明治時代後期にドイツに留学した私の祖父がドイツから持って帰った人形が母のもとを経て今私のところにあります。

母が「ババリアのお人形」と呼んで大切にしていたものです。
私が子どもの頃はまだ服の色あせが進んでいなくて、オレンジ色がかっていたのですが、いつのまにか褪色してしまっています。

留学時にはまだ独身だった祖父
留学中にババリア(バイエルン)を訪れたのでしょうか。
祖父からは色々な話を聞いたのですが、今となっては何を聞いたのか思い出すことが出来ないのが残念です。

c0039428_14523533.jpg今回の旅行では私のババリアのお人形を手に入れようと訪れる先々で探したのですが、イメージにあうものがなかなか見つかりませんでした。
結局ミュンヘンで出会って日本に連れて帰ったのがこの人形。私の「ババリアのお人形」です。

ドイツには初めて行きましたが、初めてとは思えないほど親しみを持ってきた国でした。

謹厳な祖父から断片的に聞いたドイツの思い出
実家はドイツ人学校の近くで(今は移転しましたが)、いつも近くにドイツ人が住んでいました。
そしてかつて読んだヘルマン・ヘッセ・・・・・
母はドイツを旅したくて亡くなるベッドの上でもドイツ語のテキストを開いていました。(母から一緒に行ってほしいと頼まれていたのですが、当時いつも受験生の子どもがいたので出来なかったのが心残りです。)

c0039428_1443995.jpgミュンヘンからフランクフルトまでは新幹線で3時間半
ゆったりした列車の旅でした。

フランクフルトから成田まで10時間ほど
距離はあるけれど、まるで日常がそのまま続いているかのように私にとってドイツは近い国だと思えます。



南ドイツ報告はこれで終了にします。
もう10月
南ドイツにはどんな秋風が吹いているのでしょう。
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by small-small-world | 2007-10-07 15:06 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

のんびりとミュンヘンで~南ドイツの旅(14)

c0039428_1356824.jpg旅の最後はミュンヘンでのんびり過ごしました。

ゆったりと落ち着いた街
静かでとても住みやすそうです。

c0039428_14123693.jpgビールも料理もとってもおいしくて・・・・。

オープンテラスで食べた白ソーセージとビール

マリエン広場のそばのレストランで食べた郷土料理・・・・

c0039428_14134766.jpgこれは豚の首の肉
どの料理にもじゃがいものダンプリングが添えられていますが、店によって味や料理法が違うのがおもしろい
このダンプリングはまるで大き目の月見団子風でした。

c0039428_14203091.jpgc0039428_14234620.jpg
収穫の秋です。ヴィクトリアリエン市場では、ホップで作ったリースを見つけました。
(今、我が家の壁にかけてあります)
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by small-small-world | 2007-10-07 14:28 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

マイク君のザルツブルグ’自己責任’ツアー~南ドイツの旅(13)

ミュンヘン駅のインフォメーションセンターでザルツブルグへの日帰りツアーのパンフレットを見つけました。

英語のnative speakerによるガイド
鉄道で往復
9時15分ミュンヘン駅集合午後7時解散
一人35ユーロ(5600円)

c0039428_22325889.jpg急に思いついたザルツブルグ行き。ガイドブックも持参していないので、ツアーにのったほうが見所もわかっていいかと思って申し込んでみました。

ミュンヘン駅構内のレンタサイクル屋さんの脇が集合場所

9時半になると赤い帽子をかぶった若者が一人現れて、ザルツブルグ行きの鈍行列車に私たちを案内しました。


ザルツブルグ駅には誰か本物のガイドが待っているのかと思ったら
実はこの赤い帽子の若者がこのツアーの主催者にしてガイドのマイク君なのでした。

マイク君はアメリカのミネソタ州北部の出身
カレッジで歴史を専攻していたのですが、ドイツ人のガールフレンドが帰国するのについてドイツにやってきたのだそうです。
就職制限があってなかなか職につけず、3年前から友人と二人でツアーを企画しガイドするようになったとか
一番貧乏な人よりは儲かるとのこと

c0039428_2254625.jpgザルツブルグ駅からトラムに乗ってミラベル公園あたりから歩き始めました。
先頭を行くのがマイク君
赤い帽子をかぶっているので、遠くからでも目立ちます。人ごみの中でツアー参加者が迷子にならないように旗がわりにかぶっているんですね。
参加者は世界各国から16人ほど。
カナダ、イギリス、クロアチア、パレスチナ・・・・・・。

c0039428_2317647.jpg旧市街への橋を渡ったところで
「この場所をよ~く覚えてください」とマイク君
「集合場所はここ。4時45分に集まってください。遅れては困ります。」
え~、どういうことなんでしょう。

旧市街の人ごみの中をマイク君はすたすたと歩いていきます。私たちは人ごみの中でマイク君の赤い帽子を見失わないように必死でついていきました。

見所に着くと早口でそこについて簡単な解説
例えば「ここはモーツアルトの生れた家です。入場料は6ユーロ・・・・」
入場するのかと思うとその解説だけで通過

その後も同様です。
「ここは○○教会。入場するにはこの入り口から。教会は無料なので是非入ってください」
入るのかと思いきや、通過。

「この山の上はお城です。歩いて登る場合は左の道を。でもケーブルカーが便利ですね。10ユーロです。」

は、は~ん。こういうツアーだったんですね。
早足でザルツブルグ旧市街の見所をざっと歩いて案内し、モーツアルト生家の裏手で3時間後に橋のたもとで集合といわれて解散でした。

なにしろ早足。いつのまにかクロアチアからやってきた70代後半の女性とその娘とおぼしき40代の女性は脱落していました。

さてそれから、マイク君にガイドされた場所を自己責任で歩きました。

もちろんお城にも登りました。
時間が気になってなんとなく落ち着かなかったけれど。
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c0039428_23243312.jpgおしゃれなお店をそそくさとのぞき、孫のHaru君にもお土産を買い・・・・・
4時45分
待ち合わせ場所に滑り込みセーフでした。

さてまた鈍行列車の乗ってミュンヘンへ。
自由だけれどどこかせわしい’自己責任’ツアーでした。

ザルツブルグにはもう一度改めて行ってみたいです。
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by small-small-world | 2007-10-02 23:31 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

サイクリングが盛ん~南ドイツの旅(12)

牧草地を走り抜けるロマンティック街道
車道に沿って、時にはちょっとはずれた林の中にサイクリング専用の道がずっと続いています。
その道を時折かっこいいサイクリング用ヘルメットをかぶった人たちがすいすいと走っていきます。

一人旅の若者
グループで走っていく人
小学校低学年くらいの子どものペースにあわせて走るファミリー
シルバーエージの夫婦

緑豊かな自然 真っ青な空 とても気持ちよさそうです

c0039428_2152458.jpg左はローテンブルグから北へ車で30分ほどのクレクリンゲン(Creglingen)という小さな街の小高い丘の上にたつヘルゴット教会

小さな村の教会ですが、16世紀の彫刻家リーメンシュナイダーのそれはそれは素晴らしい「聖母マリアの昇天」という祭壇のあるところです。

この丘の教会にもサイクリングの人たち用の自転車駐輪の場所が用意されていました。

c0039428_21473680.jpgサイクリングがとても盛んなドイツには電車や列車には自転車と一緒に乗れる車両があり、気楽に乗ったり降りたりしています。
(写真はハイデルベルグ駅で見かけた通勤電車)

朝のミュンヘン駅のホーム
マイ自転車を連れてシニアのグループが集まっていました
これから列車に乗ってどこかにサイクリングに行くところなのでしょう
楽しそうですね。

ミュンヘン駅の構内にはレンタサイクルの店もありました。
そこで自転車を借りて郊外サイクリングもできるんですね。
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by small-small-world | 2007-09-28 22:14 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

Best scenic point!!~南ドイツの旅(11)

世界中から来た観光客がカメラを向けているのは・・・・・・
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かの有名なノイシュバイシュタイン城

お城の背後にあるマリエン橋では大勢の人たちが写真を撮っていて、心なしか橋が揺れているよう気がしました。
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ノイシュバイシュタイン城はドイツアルプスの風光明媚な山裾の岩山の上にルートヴィヒ2世が建てた美しい城
内部に作り上げられた独特の世界を見ると彼がこの城に住んでからわずか172日後に捕らえられてしまったのが納得できます。

ここシュバンガウで宿泊したのはホテルイエーガーハウス
かつてバイエルン王家の狩猟の館で、今でも王家が管理しているとのこと
まるで領主の客人にでもなったかのような客室からは、ノイシュバイシュタイン城とホーエンブルグ城二つの城が一望のもとに見渡せました。(写真はホーエンブルグ城から見下ろしたところ)
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by small-small-world | 2007-09-26 23:15 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

ロマンティック街道の街々その4~南ドイツの旅(10)

ドライブ2日目
この日は100キロほどのドライブなので慎重をきしてあまり寄り道をしませんでした。(その上道に迷ってしまったので)

c0039428_23261043.jpgまずはデュンケルスブール

ドイツで最も古い木組みの家といわれるドイチェスハウスを中心に背の高い木組みの家が並んでいます。


c0039428_23351570.jpgロマンティク街道も終着に近くなって立ち寄ったショーンガウ(Schwangau)
山裾に車を止め、坂道を登っていくと石造りの城門があり、それをくぐると
パステル調の優しい色合いの木組みの家並みが丘の上に開けていました。


c0039428_23405218.jpg世界遺産に指定されているヴィース教会はロマンティック街道を横にそれ、牧草地を10分ほど走り、首に鈴をぶらさげた牛達が草を食む牧場が開けたあたりにいきなり現れます。
(世界遺産なので、駐車場やおみやげ物やももちろんあります。)
内部の天井のいロマンティックな色合いのフレスコ画が見事でした。
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by small-small-world | 2007-09-15 23:43 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

ロマンティック街道の街々その3~南ドイツの旅(9)

ドライブ1日目はローテンブルグまで
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ローテンブルグはさすがに大きな街です
城壁や街並みが完璧に保存され、いやみなく観光化されています。
ここでは日本人の観光客をたくさん見かけました。

c0039428_2312998.jpgこの日の宿はブルグホテル
    30年前(!)に知り合いが宿泊してよかったというので・・・・・・

小さいけれどとても素敵なホテルでした


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城壁の上に建っているので、窓からははるか谷底に小さな集落が見え、小高い丘の向こうに夕陽が沈むのをゆったりと眺めることができました。

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by small-small-world | 2007-09-15 23:15 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

ロマンティック街道の街々その2~南ドイツの旅(8)

次に訪れたのはバド・メルゲントハイム
ドイツ騎士団長の立派な城があります。

人だかりがしているので行ってみると
結婚式でした
市庁舎から出てきたカップルをみんなが祝福しているところでした
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c0039428_2239460.jpgその次に訪れたのはレッティンゲン(Rottingen)という本当に小さな小さな街
人影のない静かな街に教会の鐘の音が響いていました。


c0039428_22441116.jpgここで珍しい人を見かけました。
「煙突掃除」です。
黒づくめの洋服、黒い帽子
長い針金つきのブラシを輪にして肩にかけています
家々を廻って注文を受けているようでした。

ごっついおじさんかと思いきや、なんとほっそりした美しい女性でした。

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by small-small-world | 2007-09-15 22:45 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

ロマンティック街道の街々その1~南ドイツの旅(7)

中世から続く古い街を訪ねるのがロマンティック街道ドライブの楽しみです。

観光マップには20を越える中世の街が書いてあります。2日間のドライブではそんなにたくさんの街を訪ねられませんでしたが、気の向くままいくつかの街に立ち寄ってみました。

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まず訪れたのがタウバービッショフスハイム(Tauberbischofsheim)という街
小さな街の中心には小さなマーケット広場
そしてそれを取り囲む市庁舎、木組み家々(half-timbered buildings)それに教会
市庁舎の1階にインフォメーションがあり、そこでロマンティック街道のガイドブック(7ユーロ)を購入しました。といっても現地では読む暇もなく、日本に帰ってから読んだのですが・・・・

マーケット広場には、近隣の農家から来た小さなトラックが、野菜やハーブ、チーズや花の苗等等のお店を並べています。


c0039428_21514059.jpgマーケット広場から少し歩いたところには1250年から1400年にかけて建てられた領主の館があります。
いかにも地方の領主の館らしい風情。内部は博物館になっているそうです。

あっという間に端から端まで歩けてしまうような静かで小さな街でした。

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by small-small-world | 2007-09-11 23:26 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

ロマンティク街道ドライブ~南ドイツの旅(6)

さてビュルツブルグでレンタカーを借り、ロマンティック街道を南下します。

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カーナビがついていたのですが、使い方を聞かずに出発してしまい、ロマンティック街道の観光地図だけが頼り。
ナビゲーターの私は地図の地名と道路標識の地名を必死で追いかけました。


c0039428_2344292.jpgヨーロッパではこれまでに南仏プロヴァンスとイタリア・トスカーナをドライブしましたが、ナビゲーターとしては今回のロマンティック街道が一番道路標識がわかりづらかったと思います。
たぶんロマンティック街道は前2回に較べ、いわゆる主要道路ではなかったからかもしれません。


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たとえば
ネルトリンゲンの街を出てアウグスブルグ方面に向かって走っていたとき
アウグスブルグの街名の上に×と赤字で書いてあるのです。
たぶん方向が違うのだろうという察しはつくのですが、迂回路の指示はないし、たくさんの車が行ったり来たりしています。
おかしいと思いつつ、何の指示もないので同様の看板を2・3枚やりすごし、2・30分走っていくと、いきなり道路が閉鎖されていて、この先2キロ工事中と書いてあるのですが、どこを迂回するのかは書いてありません。
道を尋ねようにもあたりは牧草地。人っ子一人見当たりません。
道路の端に車を止め、人が通るのを待っていると、運よく中年の男性が通りかかったのでやっと聞くことができました。(英語の話せる人だったので助かりました!)

彼は迂回路への方角を教えてくれ、そちら方面に行けばなんらかの表示があるだろうと教えてくれたのですが、行けども行けどもなんの表示もなく小さな民家の集落を抜けるとまた牧草地です。

土地の名前を示す小さな看板と観光地図の町名をなんとか照らし合わせ、やっと見つけたガソリンスタンド(英語がまったく通じない)で聞き、森を抜け畑地を抜け、相当大回りをしてなんとかロマンティック街道にもどれました。
1時間くらいはかかってしまいました。(フー!!)

翌日ミュンヘンに向かうアウトバーンにのるときにも、迂回路がはっきりしなくて相当大回りをしてしまいました。日本のように親切な看板は出さないのですね。

でも

ロマンティック街道のドライブ
とっても素敵でした

c0039428_23464785.jpgなだらかに続く緑の丘
牧草地に乱れ咲く小さな花々
豊かな森
遠くに見える教会の尖塔
近づいていくと教会を中心とした小さな集落


中世から続く魅力的な街々のたたずまい
思い出に残る風景です。
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by small-small-world | 2007-09-06 23:51 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

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