カテゴリ:   バリ島にて2005( 9 )

朝市へ~バリ島にて(9)

リゾートやおみやげ物だけでないバリの生活に触れたくて、朝市に行ってみました。

ホテルの敷地を出ると門先を掃く人、ドアを開け伸びをしている人、当たり前の生活がそこにはあります。暮らしの香りがするような気がします。

街中には犬がたくさんいます。顔つきが細長く、精悍な感じで、犬が苦手な私は警戒しながら歩きました。

c0039428_22415166.jpg朝市近くになると、野菜がたくさん入った大きな籠を頭の上に載せ、バランスをとりながら歩いている女性を何人も見かけました。今日一日の野菜を買い込んでいるのでしょう。


c0039428_22435837.jpg野菜売りが並んでいる路地。菜ものが多いようでした。


c0039428_2246076.jpgお供え物を売っている店も並んでいます。


c0039428_22472739.jpgふかしたお芋など調理したものを売っているお店。


c0039428_22495686.jpg竹かごがぶら下がっているので近くによって見たら、ご飯が入っていました。一種の保存食なのでしょう。


c0039428_224938100.jpgそろそろ子供たちの登校時間。中学生でしょうか。

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by small-small-world | 2005-09-10 22:52 |    バリ島にて2005 | Comments(2)

生活に根付いた宗教~バリ島にて(8)

バリの街を歩いていると家々の角先にバナナの葉で作られた籠が置いてあって蹴飛ばしそうになってしまいます。一日に何度か角先にお供え物を供えるのだそうです。

高地に行くバスの車窓から家並みを見ると、一つの敷地の中に高床の小さな祠風の建物がいくつか並んでいるのが続いています。ずいぶんお寺が多いところだと思ったのですが、実はその敷地一つ一つが個人の家で、敷地の中に小さなお寺を祀っているのだそうです。

バリでは、宗教がそこここに息づいているのを実感します。

c0039428_2254311.jpg最終日、北部アグン山の中腹にあるバリ島ヒンズー教の総本山であるブサキ寺院を訪れました。アグン山の山腹にいくつもの寺院が集合して建っています。建物は簡素なもの、真っ黒な棕櫚の繊維で葺かれた塔が林立しています。お祭りの時には大変な人出ということですが、参拝者も少なく静かでした。


山を車で降りる途中、まるで七夕の笹飾りのように家々の門先に高々と飾り物を立てている集落をいくつか通りました。お祭りをしている村だそうです。

ライステラスを眺めるために寄ったブキッ・ジャンブルもそのひとつ。

c0039428_22155989.jpgライステラスを見渡すところにある観光客向けのガラス張りレストランから見ていると、正装した女性たちが頭の上にお供え物の籠を載せ、次から次へと村はずれにある小高い場所へ急な階段を上っていきます。
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c0039428_2295040.jpg階段の上には大きな木があるのですが、建物は見えませんでした。

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by small-small-world | 2005-09-10 22:19 |    バリ島にて2005 | Comments(0)

バリ植物園~バリ島にて(7)

バリ島はそれほど大きな島ではないのですが、北部には3142メートルのアグン山、2276メートルのバトゥカウ山、2063メートルのボーヘン山などの高い山があります。

ボーヘン山の中腹にあるバリ植物園への急坂をバスはゆっくりした速度で登っていきます。高原地帯のせいか畑にはキャベツや白菜などが育っています。

インドネシアには現在4つの大きな植物園があり、バリ植物園はそのひとつ。大統領の意向で現在さらに4つの植物園が計画中だそうです。

c0039428_23121220.jpgバリ植物園は、ボーヘン山を背景に広大な敷地に自然をそのままいかし、その中に薬草園、祭事儀礼用の植物園、蘭園などが整備されています。


蘭園も一見したところまったく花が咲いていなかったのですが、よーく見るとミニチュアのようにかわいい花が咲いていました。

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by small-small-world | 2005-09-07 23:19 |    バリ島にて2005 | Comments(0)

工芸の村々~バリ島にて(6)

最後の日、飛行機は夜発なので4時頃までの予定でタクシーをハイヤーしました。目的地はブサキ寺院なのですが、さすが観光客慣れしたガイドさん。まずはウブドの南に点在する工芸村に案内されました。

一村一品ではありませんが、村毎に色々な工芸を職とする人たちが住んでいるのです。
バッティックの村、絵画の村、そして銀細工の村・・・・。

c0039428_1311491.jpg銀細工の村では、細い銀針金をバーナーを使って細工して作る様子も見学できました。



c0039428_1333593.jpg素敵なブレスレットとブローチを買いました。ころんとしたかわいい籠に入れてくれました。背景はバティックのシルクスカーフです。
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by small-small-world | 2005-09-05 13:08 |    バリ島にて2005 | Comments(2)

イカット~バリ島にて(5)

バリに行ったら是非手に入れたかったのがイカット。インドネシアの絣織りです。
街から離れたリゾートホテルに滞在していたので、なかなか探す機会がなかったのですが、たまたま数時間の余裕ができたので、クタまでタクシーを走らせました。

レギャンとクタの間あたりでタクシーを降ろされたのですが、いったいどこなのかわからず、ガイドブックの地図を片手に歩いていて見つけたのがガラス張りでまるでギャラリーのような洒落た店構えの「ピテカントロプス」。店名から私たちがどこにいるのかもわかりました。

お店の2階にはイカットやバティックがきれいに展示されています。天然染料の柔らかい色合い。細かく織られた手仕事の技。どれもこれもとても素敵。

c0039428_12393098.jpg時間制限があってじっくり選べなかったのは残念でしたが、選んだのは2点。
左は「ビボキ・イカット」西ティモールのビボキ地方で織られたもの。赤の染料はコチニールでしょうか?

c0039428_12401083.jpgこちらは、「イカット・スンバ」ティモールの近くのスンバ島のものです。


後で知ったのですが、「ピテカントロプス」というお店、とっても有名なのだそうです。
いいお店に行きあってとても良かったです。
(ちなみにこのお店では値引きはありませんでした。)

帰宅してから、階段踊り場にかけました。深い色合いがとても素敵。イカットのためにもう一度バリに行きたいくらいです。
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by small-small-world | 2005-09-05 12:44 |    バリ島にて2005 | Comments(2)

凧揚げ~バリ島にて(4)

c0039428_22391565.jpgホテルの部屋から眺めるとたくさんの大型凧が一日中揚がっています。誰が揚げているのか見に行った人から聞くと相当太い糸で揚げていて、誰かが揚げているというのでなく、木に縛り付けてあったということでした。
上空はかなりの風が吹いているのでしょう。


バリの伝統なのかと思ったのですが、実は第2次大戦中に日本人が持ち込んだ遊びだということでした。大型凧揚げのコンテストがあって、日本からも参加があるということも聞きました。

c0039428_22393159.jpg浜辺で売っている凧。これは子供用かしら。実際に空に揚がっているのは、4メートルはある巨大なものです。


郊外の農村では、畑ごとに一つずつ黒い凧が揚がっていたところもありました。鳥除けにもなっているのでしょう。
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by small-small-world | 2005-09-04 22:40 |    バリ島にて2005 | Comments(0)

買い物の楽しみ~バリ島にて(3)

バリ島での楽しみの一つはやはり買い物です。

到着した翌朝、バリ島の物価もわからないままホテルのアーケードでバティックの服を売っている店を見つけました。
「モーニングサービスで安くしとくよ、マダム」と声をかけられました。
なかなか良い色合い、日本の物価から考えると格安の値段、夜の会食に着るのにいいかもしれないと1着購入しました。
「また来てよ、マダム」

c0039428_11243951.jpg店主のおばさんが上機嫌だったわけが、まもなくわかりました。
ホテルの敷地を出て、街中を歩き始める小屋がけのみやげ物屋を冷やかすとさっき購入したのとほとんど同じようなバティックの服がぶら下がっています。値段を聞くとホテル内の店の半分以下の価格。「安くするよ。」の声に思わず足を止めると次から次に品物を出してきます。値切ると、渋い顔をしながらも元値からかなり値引きしてくれました。冷やかしで入ったつもりだったのに、なぜか更に購入してしまいました。


日本の感覚からいうととにかく安いので、遊び半分で値切っているうちに、必要なものだったのかわからないまま購入してしまうんですね。

値切るのが一種のゲームと割り切ればいいのでしょうけれど。

観光客慣れしているバリ島では、店のほうが観光客の心理をよく読んで、うまく売ってるなあと思います。私たちにとって100円高く買うか安く買うかはあまり大きな問題ではないのですが、彼らにとって100円の価値は相当なものなのですから。

バティックの洋服
ランチやディナーの時に着ていって、好評でした。無駄な買い物ではなかったと自己満足してます。
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by small-small-world | 2005-09-04 22:02 |    バリ島にて2005 | Comments(0)

ル・メイヨール美術館~バリ島にて(2)

c0039428_12234612.jpgホテルの前の海岸沿いの遊歩道を左に5分ほど歩くと石塀に囲まれた平屋の建物があります。ベルギーの画家ル・メイヨールの住居が美術館になっているのです。
従業員らしいのがたくさんいるのですが、腰掛けたり、ご詠歌のような節回しで歌っていたり、のんびりしたものです。
入場料 2000ルピア。(日本円で20円)


ベルギーの画家ル・メイヨールは、1932年旅行で訪れたバリ島が気に入り、レゴン・ダンスの踊り子Ni Pollok を妻として20年以上にわたりこの家で絵を描き続けたのだそうです。

妻であるNi Pollokをモデルにこの家の庭先やベランダでくつろいでいる姿や庭先で織物をしている姿を題材にしたものが多く見られます。

第2次大戦中、日本軍がバリ島を占領したときもル・メイヨールはベルギー人だったため収容所には送られず、この家で軟禁状態ではあったものの絵を描き続けたそうです。ただこの頃にはキャンバスや絵の具が手に入りづらかったらしく、キャンバスではなく目の粗い穀物用の袋に描かれています。

戦後1950年代にはスカルノ大統領やインドのネール首相もここを訪れ、いずれはこの建物をそのままに美術館とすることはル・メイヨールの生前から決まっていたそうです。

c0039428_12334447.jpgc0039428_1234577.jpg彼は収入の大きな部分を建物にかけたそうで、建物の内部も外部も家具にも一面に彫り物がされ、なかなか豪華です。




c0039428_12302656.jpg海辺に建っていること、そしてあまり管理が行き届いているようには見えないことなど、絵が痛むのではないかと心配になってしまいました。

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by small-small-world | 2005-09-03 12:35 |    バリ島にて2005 | Comments(0)

楽園でゆっくり過ごす~バリ島にて(1)

バリ島西南海岸のサヌールで4日間を過ごしました。

宿泊したのはインナ・バリビーチ・ホテル。五つ星ホテルとしてはバリ島第1号だそうです。
バリでは、椰子の木より高いビルは建ててはいけないという法律があって、最高でも4階建てしか建てられないのですが、このホテルはその法律ができる以前に建てられたので10階建て。バリでは一番高いビルなのだそうです。(つまり相当古いということ)

c0039428_16352124.jpg滞在したのは8階。窓から眺めるとビーチが遠くまで続き、海岸に面した広い敷地にコッテージなどが心地よく広がっています。椰子の緑、レンガ色のコッテージの瓦、そして真っ青な南国の空。ながめているだけで気持ちがゆったりしてきます。


c0039428_16354178.jpgサヌールのあたりはさんご礁の海岸ということです。早朝が満潮のようでしたが、お昼前から潮が引き始め、夕方には相当先のほうまで歩いていけるほど引いてしまいます。


浜辺には遊歩道が続いていて夜が明けると同時にリゾート客が朝の散歩を始めます。

宿泊客はほとんどがイギリス、ドイツ、フランス、ポーランド、ギリシャ、イタリア、オランダ、ベルギーなどヨーロッパ系の人たち。老夫婦あり。小さな子どもを連れた若夫婦あり。東洋系は韓国の人や台湾の人が多いようでした。お店を経営している人は片言ながら日本語を話す人がいることを考えると、以前は日本人も多かったのでしょうが、今ではバリ島内のどこか他のところに滞在するようになったのでしょう。

私たちは、会議で行ったのでせかせかと数日間しか滞在しなかったのですが、ヨーロッパからのリゾート客は2週間・3週間の単位でのんびりと滞在するようです。

c0039428_16422079.jpg庭の芝生や浜辺やプールサイドのビーチチェアに身を横たえ、お日様の出ている間中寝そべって泳いだり、本を読んだりのlazy time を過ごしています。


私もぽっかり時間のあいた午前中、木陰のビーチチェアに寝そべり、本を読んだり、ちょっぴり居眠りをしたりしましたが、海風が心地よく、私もここでしばらく何もしないですごしたいと思ってしまいました。

ある朝、下りエレベーターで大きなスーツケースを持ち、足元をスニーカーでびっちりと決めた熟年の3人連れと一緒になりました。
「Finished・・・・.」と一人の女性がつぶやきました。
「Go back to the real world・・・」と私が続けると
「Yes・・・」とため息をつきました。
これからロンドンまで15時間かけて帰国するのだそうです。

バリのリゾートは地上の楽園。帰国時にfinished とつぶやきたい気持ちはよくわかります。でもそんなたっぷりしたlazy time を過ごした後では、精神的にもいきいきと過ごせるのでしょうね。

うらやましい・・・・
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by small-small-world | 2005-09-02 16:44 |    バリ島にて2005 | Comments(2)

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