カテゴリ: 沖縄・八重山の旅2010( 11 )

西表島クルーズ~沖縄・八重山の旅2010PartⅡ

西表島といえば手付かずの大自然
前回(今年5月)は、レンタカーで回りましたが、海岸沿いをただ走るだけではつかみきれないほどの大自然です。

今回は沖縄在住のHaru君一家のお誘いで、石垣島から出港するクルーズ船に乗ってた探訪しました。
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石垣島出港午前9時
真新しい双胴船
コバルトブルーの海に浮かぶ島影を楽しみながら快適なクルーズです。

上原港に寄港した後、沖合いに浮かぶバラス島横を通ります。
珊瑚の殻が堆積できた真っ白な雲のような島がぽっかり浮かんでいます。
おや、小船と人影が。
こんな場所でシュノーケリングしたら、さぞきれいなことでしょう。
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バラス島の先にある鳩間島に上陸しました。
周囲わずか4キロ
人口40数人のちいさな島
水を西表島から運ぶ以外は自給自足なのだそうです。
写真は鳩間島の船着場。
白い船がクルーズの双胴船です。向うに見えるのは西表島です。
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西表島上原港に立ち寄った後、西岸に沿って航行していきます。
真っ青な海
「あ、海亀が泳いでいる!」と声があがりました。
・・・残念、私は見逃しました。

船浮港に入港
船浮までの陸路はありません。陸路のある白浜というところから日に数本の連絡線が通うだけの秘境中の秘境です。
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人口40人ほど。
真珠養殖に使うアコヤ貝の養殖が主な産業だそうです。
この小さな集落にも、立派な小中学校があります。
生徒数3人。
でも、運動会の時には近隣の集落からも400人くらい集まるそうです。ちなみに地区対抗リレーの賞品はヤギ1頭だそうです。
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イリオモテヤマネコがはじめて捕獲された場所もこの船浮の地区
もともと島民にはイリオモテヤマネコの存在は知られていたのですが、復帰後の調査で新種と認定されたのだそうです。
当時300頭はいたイリオモテヤマネコ。交通事故にあうケースも増え、現在では80頭ほどになってしまったそうです。
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船浮港からグラスボートに乗り、珊瑚礁の海を探索
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小さな丘を越え、イダの浜まで行ってみました。
白砂の美しい浜でした。

後で知ったのですが、この秘境中の秘境船浮の集落周辺の土地がリゾート業者に買い占められているとのこと。心配です。
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by small-small-world | 2010-08-12 16:24 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

黒島・豊年祭~沖縄・八重山の旅2010PartⅡ

8月1日、石垣島朝9時発の臨時便で黒島へ。

人口わずか200人の黒島
5月末に訪れたときにはわずか数人の人しかみかけませんでしたが、さすが祭の日。
浜辺にはテントが張られ、島人やカメラを持った観客が集まっていました。

紺碧の空、珊瑚礁の海、白い砂
絶好の舞台です。
各村落の旗も鮮やかに翻っていました。

快晴
水平線のあたりには波照間島の島影まで見えました。

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浜に並ぶ二艘の船
祭の始まりは、この二艘の船を沖に漕ぎ出す「朝漕い」から。
二艘の船が櫂を掲げながら歌を歌い、沖をめぐります。
海と密接に結びついた祭です。
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その後、村対抗のパーレー競漕が行われます。



船頭役の若者は村の花形。かつては選挙で選ばれたのだそうです。
人口の少なくなった黒島。現在では島外に出た出身者が戻ってきて競うのだそうです。
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祭のクライマックスに登場するのがミルク神
福々しいお顔の面をつけ、黄金色の衣装をまとったミルク神
五穀をささげもつ従者ツゥクドンを従え、ゆったりと登場します。
ミルク神は遥か東方のニライカナイから人々に幸をもたらすものと信じられています。

真っ青な空と海を背景にミルク神が登場すると大きな歓声がおこりました。
演出効果満点です。
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ニライカナイからの神を迎えての沖縄の祭
見てみたいと長いこと思っていましたが、まさか実現するとは思っていませんでした。
夢のような一日でした。

You Tubeに動画がアップされていました。
音声入りですので、よかったらご覧ください。




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by small-small-world | 2010-08-09 16:58 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

竹富島豊年祭~沖縄・八重山の旅2010PartⅡ

竹富島の豊年祭は二日にわたって行われますが、私が訪れたのはその一日目。

まずは波止場近くのゆがふ館に立ち寄って今日の日程をお聞きし、40分のビデオを見せていただきました。
                   ゆがふ館

竹富島の豊年祭は、芸能で知られる種取祭に比べるとやや地味。
海から来訪する神への祈願(ユーニンガイ)と竹富島の六人の祖先神(ムーヤマ)への感謝が中心。
島人たちの豊作への感謝と交流が各御嶽や村の辻で行われます。

島人中心の祭ですから、どこに行けば見られるのかわかりません。
島外からの来訪者である私たちが祭を垣間見る場所と時間をゆがふ館の職員の方にお聞きしてから集落まで登っていきました。

白砂の街路の美しい町並みを歩いていると太鼓や鉦の音
盛装した10人ほどが「道歌」を歌いながら玻座間御嶽へと歩いていくところでした。
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御嶽の前では20人ほどの島人が待ち構え、願礼(ガーリ)で迎えます。
かけあいで歌い踊りり、まるで「はないちもんめ」のように進んだり下がったりしながら迎えるのです。
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御嶽は、まさに聖なる場所
見せていただく私もやや緊張しました。
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その後各御嶽を回る一行が、集落に戻ってくるのは午後3時頃とお聞きしていたので、それまで村の中を散歩していました。

とにかく暑いので、ぜんざいを食べて一休み
沖縄のぜんざいは、氷あずきに似ていますが、器の底に小豆のかわりに甘さ控えめにゆでた赤エンドウ豆が
入っています。だいたい300円くらいです。先日金沢で食べた氷宇治が700円でしたから、おいしい上に安い・・・・。
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氷やさんの入り口に貼ってあったので写しておきました。島の現況です。
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3時頃から島の郵便局前で待てど暮らせど行列はもどってきません。
待ちくたびれた頃(5時頃)になって、太鼓を鳴らしながら戻ってきました。
道の向こうからやってくる一行
それを村の辻で迎える島人
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願礼(ガーリ)を繰り返す島人たちの表情の明るさが印象的でした。
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石垣島にもどる船で隣り合わせた竹富島出身の年配の男性
もう60年も竹富島の芸能にかかわってこられた方だそうです。
「60年前には、竹富島は2000人以上住んでいて、全島美しく耕されていて荒地なんて一箇所もなかった・・・・・」
今、星野リゾートが島内の御嶽のあるあたりの土地を購入し、大型リゾートの建築計画を進めています。
「竹富島はどうなってしまうのだろう・・・・・」そうつぶやきながら男性は船を下りていかれました。
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by small-small-world | 2010-08-09 10:26 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

八重山の祭り・再挑戦~沖縄・八重山の旅2010PartⅡ(1)

八重山諸島の祭を見ることは長い間の夢でした。

昨夏石垣島の豊年祭に誘われて、ようやく夢がかなうかと思ったら、石垣島に渡るその日に台風が石垣島を直撃。那覇に足止めされてあきらめざるを得ませんでした。

かなわぬ夢だったのかとあきらめていたのですが、 
1ヶ月ほど前、那覇に住むHaruくんから再挑戦の誘いの電話が・・・・。

八重山には5月に行ったばかり。
ちょっと無理?
でも、今を逃したら八重山の祭を見ることは夢のままに終わってしまいそう・・・・
5分後には、「行きます!」と返事していた私でした。

今回は、7月31日に竹富島の豊年祭、8月1日には黒島の豊年祭と2つの豊年祭をを見ることができることになりました。

そして、7月31日
前回訪問からわずか2ヶ月後に竹富島を訪れたのでした。
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石垣の美しい竹富島
祭とは思えないほど静かなたたずまいでした。
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by small-small-world | 2010-08-05 22:24 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

黒島~沖縄・八重山の旅(6)

出航ぎりぎり、もやい綱をまさに解き放とうというときに
黒島行きの高速船に飛び乗ったら乗客は私たちだけ。
もしかしたら、乗客無しで出航だった??

黒島へは石垣島から高速船で25分
美しいコバルトブルーのさんご礁の海を渡っていきます。

波止場は静まりかえり
船中から予約したレンタサイクル屋さんの若い女性がひとり出迎えてくれました。
5ヶ月前に埼玉からアルバイトに来て、そのままずっと滞在しているのだそうです。

「そうねえ。ゆっくり廻って3時間くらいかなあ」
というので、次の船までに戻ってくるつもりで自転車を借りていざ出発。

黒島は周囲12.7キロ。標高はわずか13メートル
人口200人
牛の数は3000頭

見渡す限り牧草地
ところどころに牛が草を食むのが見えるだけ。
島内で見かけた人影は10人以下でした。
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元は木々も生えていたそうですが、島中を牧草地にして畜産業を生業にしています。
月に一度は市が開かれるそうです。
(ただし、口蹄疫の影響で5月には市を休んだそうです)


島の中央部には民家が集まっています。
かつては農作地が少なくて、人頭税の徴収にあえいだそうですが、今はどうなのでしょう。

島の一番高いところにある黒島小学校からは、子ども達の歌声が聞こえていました。
立派なHPを持っている学校です。島の小学校ですが、子ども達は恵まれた教育環境にあるのだと思います。

学校から港に向かう道は、日本の道100選に選定されています。
古い町並みが残っているのかと期待したのですが、牧草地の中央を横切る明るいまっすぐな道
車も人も見えない青空をつききって、コバルトの海へまっしぐらにくだる道でした。
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在島時間わずか3時間
のどかで明るく、心惹かれる島でした。
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by small-small-world | 2010-06-29 18:14 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

由布島~沖縄・八重山の旅(6)

由布島へは西表島からわずか400メートル
引き潮のときには歩いて渡れるほどの近さです。
実際に歩いて渡っている人を見かけましたが、くるぶしほどの深さでした。

でも由布島へ渡る楽しみは、何といっても水牛車に乗って、の~んびりと渡ること。
なんとものどかで楽しい海越えでした。

由布島は島全体が植物園になっています。
よく手入れされています。

口蹄疫を恐れて、水牛の一部を西表島内の某所に隔離しているのだそうです。
「水牛には補償金がでないからね」と、牛舎のそばにいた従業員。
まだ感染経路が明らかでない口蹄疫ですから、用心するに越したことはありません。
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by small-small-world | 2010-06-29 17:15 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(1)

西表島~沖縄・八重山の旅(5)

西表島までは石垣島から船で1時間ほど。
私にとって西表島のイメージは「イリオモテヤマネコ」
深い原生林に覆われた自然の島・・・・・。

西表島でもレンタカーを借りてドライブで廻りましたが、ほんとうに自然がそのままに残された島でした。

道路が整備され、大自然の中を走る車が以前より増えたせいか、交通事故に遭うイリオモテヤマネコが年間100頭近いのだそうです。

大原港から仲間川を遡る17.5キロメートルのクルーズ船に乗りました。
行けども行けどもまったく人の手のはいっていないマングローブ林
ゆったりと自然を楽しみました。

クルーズの折り返し点で上陸し、少し歩くとサキシマスオウの大木
推定樹齢400年とか。
サキシマスオウは根が浅く、倒れ易いので、これだけの大きさのものは少ないそうです。
もっとも未踏の場所の多い西表島ですから、人知れず樹齢を重ねているものもあるかもしれません。
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by small-small-world | 2010-06-29 17:14 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

竹富島~沖縄・八重山の旅(4)

石垣島のフェリー発着場からはまるでバスのように何本もの船が八重山の島々を往復しています。

まずは石垣島のお隣の竹富島へ
今から30年ほど前に沖縄・石垣を訪れた亡母が竹富島がとてもよかったと言っていたのをふと思い出しました。

竹富島の波止場にはマイクロバスが何台か
レンタサイクルか牛車の乗り場まで運んでくれます。

牛車に乗り込んで、ゆ~っくり、の~んびり島内をまわりました。

竹富島は景観の保存に熱心で、街並みが大変美しく保存されています。
赤瓦の家々、路には白砂が敷きつめられ、きれいに掃き清められています。
家々の石垣の元には、花々がさりげなく植えられています。
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by small-small-world | 2010-06-29 17:13 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

石垣島2~~沖縄・八重山の旅(3)

八重山博物館の展示によると、
石垣島で発見された最も古い遺跡からは土器が出土されたそうですが、
その土器を使用した人々はいずこかに去り、
その次の時代の遺跡からは土器が出土しないとのこと

その後の遺跡からは、中国本土産と思われる青磁や染付けの器の破片
海原を漂流し、定住していく海の民がいたのでしょうか。

宮良殿内(みやらドゥンチ)は、琉球王国時代の地頭職にあった宮良氏の邸宅
沖縄本島の住宅とよく似た造りです。

近くにある南嶋民俗資料館も琉球王国時代の士族の邸宅
来訪者があまりいないのでしょうか。お隣で民芸店を開いている家主さんに声をかけて門を開けてもらいました。
米軍に占領されている頃知事をされた吉野高善氏のコレクション。種々雑多何でも並べてありました。

ちょっとおもしろかったのは長押にかかっていたこの写真
幕末に嵐に遭い、長崎に漂着したご先祖が
石垣に帰る船を待つ間に長崎で撮影した銀板写真だそうです。

桃林寺にある権現堂は1614年建立。国の重要文化財に指定されています。
桃林寺は薩摩藩から、石垣島には寺院がないといわれ建立された寺院
石垣島では仏教はそれ以後導入されたまさに外来宗教なのですね。
現在では、仏教はどれくらい信仰されているのでしょう。

石垣島の歴史の一端をのぞいて、私はそれなりにおもしろかったのですが
Haruくんにとっては、大人に連れまわされているだけ。009.gif015.gif

Haruくん向けにいったのは↓↓です
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by small-small-world | 2010-06-20 18:17 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(0)

石垣島その1~~沖縄・沖縄の旅(2)

本州にいると沖縄本島と石垣島はほんのお隣のような感じがしていたのですが、実際には405kmも離れていて飛行機で1時間かかります。

八重山諸島の中心が石垣島
想像していたよりずっと大きな島でした。
そして、なにより自然の美しさ

美しい海を眺めながら快適なドライブでした。
自然がいっぱい。
ちじこまっていたものが、ほどけていくような気のするおおらかな自然です。

↓↓は玉取崎展望台からの景色
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石垣島最北端の平久保崎
今でこそドライブで来られる場所ですが、かつては石垣島の中でも「あの世」と同一視されるほど辺鄙な場所だったそうです。
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吹通川のヒルギの群落
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c0039428_22151314.jpgヒルギの花

c0039428_22153926.jpg先端がとがっているマングローブの実
砂地に落ちたときに突き刺さりやすい形状です。

c0039428_22174043.jpg米原のヤエヤマヤシの群生地。ヤシの群生は大変珍しいそうです。

川平湾
やや曇っていたので、海の青さがいまひとつでしたが。
グラスボートに乗ると珊瑚の海に鮮やかな色の魚が群れをなして泳いでいました。
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c0039428_22242922.jpg昼食は赤石食堂へ。人里離れたところですが、行列のできる店です。

c0039428_22245415.jpgとろ~りと煮込まれたソーキがなんとも美味。今回の旅行では何回も蕎麦を食べましたが、ここのソーキ蕎麦が一番でした。043.gif

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by small-small-world | 2010-06-04 22:55 |  沖縄・八重山の旅2010 | Comments(2)

散歩と日々の暮らしのメモランダム


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