カテゴリ:   南西フランスドライブの旅 2010( 44 )

トゥールーズを昼頃発ち、パリへ。
24時間以内のトランジットのために一晩だけのパリ・ステイです。

夕暮れ時のパリ
週末だったからでしょうか、シャンゼリゼ通りは大変な人出でした。
c0039428_14205548.jpg




旅の楽しみには3つあるといいます。
 計画する楽しみ
 実際に旅する楽しみ
 思い出す楽しみ

今年は1月頃から考え出したミディ・ピレネーの旅

資料を手に入れ、WEBで他の方の旅ブログなどを読み、関係の本を何冊も読み、
毎晩のようにパソコンにかじりついてホテルの情報を検討して予約し・・・・・
出かける前に十分時間を使いました。

そして現実の旅行
  明るく伸びやかな牧草地
  薄暗い森
  現在も巡礼者の訪れるロマネスクの教会
  小さくても雰囲気のある美しい村々・・・・
ドライブは宝物探しの冒険旅行でもありました。

今回の旅行は現地から携帯からブログに投稿したので、あらためて旅の記録をブログに書くことはしないつもりだったのですが、まとめてから書くより写真の整理をかねて少しずつ書き続けているうちにいつの間にか30回の連載になってしまいました。(最後は”根性”で書き終わりました!!)

10ヶ月の長旅をやっと終えた気分です。
[PR]
by small-small-world | 2010-10-21 14:22 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

ロマネスクの教会をテーマにするからには是非訪れたいのがモワサックMoissac
レンタカーでのドライブでなんとか訪れたいと地図上でみてもドライブ・ルートから離れていて無理そうです。
あきらめようかと思っていたのですが、ガイドブックでみるとトゥールーズから鉄道で70km。
鉄道を使えば行けるではありませんか。
(といっても本数は少なく、朝6時台発の次は午後1時台。帰りの便は午後5時台しかありません。)

モワサック駅下車して左へ。
c0039428_13183534.jpg


人の気配のない家並みを通り過ぎて、約5分。
教会の三角屋根が見えてきて一安心。

サン・ピエール修道院教会
ロマネスク教会の傑作中の傑作といわれる12世紀のタンパンの彫刻と美しい回廊で有名です。

タンパンの図像は「キリスト再臨」
c0039428_13183112.jpg



右面の「エジプト逃避」
c0039428_1318294.jpg



中央の柱
c0039428_131826100.jpg


左面は聖パウロ
c0039428_1318816.jpg




中央柱の右面は大預言エレミア
表情の繊細さ
素晴らしい浮き彫り
c0039428_13331688.jpg






有名な回廊
光あふれる中庭とそれを囲む76のアーチで区切られた回廊
静かな祈りと修行の場です。
c0039428_131821100.jpg



76の柱廊にはそれぞれ異なる彫刻があります。
新旧約聖書に基づく説話柱廊、異様な動物、アカンサスなどの葉飾り
c0039428_1318127.jpg

c0039428_13175640.jpg

c0039428_13175075.jpg





聖堂の前のカフェで休んでいるとサンチャゴ巡礼の人が足早に聖堂に入っていきました。
聖堂の裏には巡礼宿もありました。

駅の近くは静かでしたが、聖堂の周りにはちょっとした商店街がありました。
c0039428_13173190.jpg



ハローキティはここでもはやっているのですね。
c0039428_13172659.jpg


列車の時間までの~んびり時間をつぶしてトゥールーズにもどりました。
モワサックまで足を伸ばすことができて、ミディ・ピレネー旅行の最後を飾ることができ満たされた気持ちでした。
c0039428_13513915.jpg

[PR]
by small-small-world | 2010-10-21 13:52 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

ミディ・ピレネーをドライブし、地中海沿いの街に立ち寄ったあとにたどり着いたのはトゥールーズToulouse
中世には、ヨーロッパの大都市といえば、ローマ、ヴェネティアそれにこのトゥールーズ。
現在でも繁栄している大都市です。

このブログの旅記録のタイトルを「美しい村を訪ねて」としていますが、今回の旅行の大きなテーマはロマネスクの教会なのです。

で、もちろんトゥールーズToulouseのロマネスク教会といえば聖セルナン大聖堂。
3世紀の聖人聖セルナンの名を冠した教会は、サンチャゴ巡礼道の途中にあり、中世には多数の巡礼者であふれるほどだったそうです。

キャピトル広場から聖セルナン大聖堂に向かう道
聖堂の塔が美しくそびえています。
c0039428_22495850.jpg



11世紀から14世紀に薔薇色のレンガで建造された聖堂は、多数の巡礼者が訪れても大丈夫なように広大な空間を持っています。
c0039428_231239100.jpg



教会東入り口のタンパン
大きな教会にしてはやや小ぶりです。
c0039428_23124396.jpg



柱頭には聖書の物語や寓話が彫られ見飽きることがありません。
c0039428_23124651.jpg

[PR]
by small-small-world | 2010-10-20 23:14 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

地中海の西北の角にあるナルボンヌNarbonneは紀元前にはローマ帝国の植民地だった地
地中海貿易で栄えた地です。

明るくのびやかな街ナルボンヌの中央には巨大な建造物
大司教の宮殿とカテドラル
まるで砦のようです。
c0039428_2254594.jpg



建物の上に上るとはるかにピレネーの山々を望むことができます。
c0039428_22545218.jpg



カテドラルは14世紀のもの
フライイング・バットレスつきのごっついデザインです。
c0039428_22545520.jpg



街の中央にはロビーヌ運河
c0039428_22543728.jpg


川沿いの公園ではマーケットを開催中でした。
c0039428_22542512.jpg



穏やかでおっとりした雰囲気のナルボンヌ
ほっとする街でした。

小さなおもちゃやさんでオルゴールを手に入れました。
まるで童話の主人公のような白髪頭の店主が鼻の頭に汗をかきながら包装してくれました。
c0039428_22544615.jpg

[PR]
by small-small-world | 2010-10-19 22:59 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

ペルピニャンPerpignanはスペインとの国境に近い街です。
スペイン北東部のカタロニア地方と同じ文化を継承していて、現在でも人口の4分の1の人々がカタロニア語を話しているということです。

街路樹はヤシの木
別世界にきたような感じがします。
c0039428_2153729.jpg



建物の感じもどことなくスペイン風?
c0039428_22445534.jpg





こちらは第2代マヨルカ王によって建てられたCathedrale St-Jean
c0039428_22445069.jpg




陶器のデザインや色合いもカタロニア風なのでしょう。

今回の旅行は地方の村めぐりでいたから買い物はほぼまったくしませんでした。
ペルピニャンの路地裏の小さな陶器屋さんで購入したこの小皿(10~15センチのものです)はほぼ唯一のお土産です。
左下の赤いお皿はドンムで購入したもの。どこのお皿?と聞いたら店のマダムがペ☆×□・・というので、書いてと頼んだらPerpignanと・・・・・。
c0039428_91515.jpg



南国的開放感のあるペルピニャンの街ですが、気になったのは若くて働けそうな男たちが路上で物乞いしているのを何人も見かけたこと
景気が悪いのでしょうか。
[PR]
by small-small-world | 2010-10-19 09:24 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

当初の予定ではカルカッソンヌからトゥールーズへ向かう予定でした。
ところが、日本を出発する直前に予定表をチェックしていて、どうも1日勘違いしていたことに気づいたのです。予定より1泊増やさなければなりません。
そこで急遽訪れることにしたのがカタロニア地方です。ナルボンヌに1泊してペルピニャンまで往復してくることにしました。

カルカッソンヌ駅から鉄道でNarbonneへ。
地中海岸のせいでしょうか。空が青いです。
駅から歩いて10分ほどのホテルに急ぎ足で向かい、スーツケースを部屋に置いて、また駅に引き返しました。
c0039428_12154658.jpg



ペルピニャンまではTGVで。
c0039428_12154860.jpg



ナルボンヌからペルピニャンまで鉄道は干潟の上を走ります。
車窓の右も左も水面
まるで水面を走っているような不思議な路線です。
ペルピニャンまで足を伸ばすことにした理由の一つが、ここを走ってみたかったから。

浅瀬にはたくさんの塩田が作られています。
写真の白っぽい地面は、塩田です。塩が浮いて真っ白です。
c0039428_12153349.jpg



浅瀬のむこうのほうに紅色の鳥の群れが憩っていました。
フラミンゴの群れでした。

風変わりな景色を眺めながら列車はスペイン国境に近いペルピニャン駅に到着しました。
駅の天井は鮮やかな色彩です。
c0039428_12191143.jpg



ペルピニャン駅
どことなく南国ムードです。
c0039428_1219154.jpg

[PR]
by small-small-world | 2010-10-18 12:28 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

昨夕とにかく一度は訪れたカルカッソンヌの要塞
夜が明けてから今度は見学のためにもう一度訪れました。
c0039428_22562510.jpg



朝早くて観光客の姿もまばらです。
二重の砦で囲まれた堅固な要塞カルカッソンヌ
砦と砦の間は武器の練習や馬上試合などに使われたのだそうです。
c0039428_22562155.jpg


聖ラザール教会
ロマネスク様式とゴシック様式が混在しています。
c0039428_225618100.jpg


コンタル城の開門を待って入場しました。
トランカヴァル伯の居城として栄え、アルビジョワ十字軍の時にはカトリック側のシモン・ド・モンフォールに攻め落とされたコンタル城ですが、その後廃墟になっていました。
19世紀になって、ヴィオレット・ル・デュックの研究と努力によって中世そのままに復元されたのです。
c0039428_22561363.jpg


カルカッソンヌの要塞の中の古い建物はカフェやみやげ物ややレストランになっています。

薄い薄いパイに粉砂糖を振りかけた地元のお菓子Oreillettesを作って売っている店がありました。
1枚1.5ユーロ(160円)
かじりながら土産物屋さんをひやかして歩きました。
c0039428_2256040.jpg

[PR]
by small-small-world | 2010-10-16 22:58 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

カルカッソンヌのシテの夕べ
1週間のドライブのを無事終えたことを祝い乾杯しました。

城内のレストランは世界中から来た観光客でどこもいっぱいでした。

城門からホテルまでは歩いて15分ほど
シテの夜景を楽しめるホテル(⇒⇒☆)です。

満月の夜
ライトニングされたシテがきれいでした。
c0039428_22545324.jpg

[PR]
by small-small-world | 2010-10-15 23:07 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

ボルドーで車を借りてから1週間。7日めのこの日午後5時半が返却期限です。

午後3時過ぎにはカルカッソンヌのホテルにチェックイン。
ガソリンを満タンにしてからカルカッソンヌ駅にあるというAvis Rent a Carのステーションに車を返却し、その後カルカッソンヌ城を見学するつもりです。

ガソリンスタンドテルのフロントでガソリンスタンドの場所と駅の場所を聞いてから返却に向かいました。

カルカッソンヌ市内は一方通行が多く、路上駐車している車が多いので実に走りにくい・・・
ちょっと間違えると、ぐるっと1周してこないと元に戻れません。

ガソリンスタンドがどうしても見つからずあきらめ、カルカッソンヌ駅に向かいました。
ところがAvisのステーションはありません。
駅員さんに教えられ、駅のへ左行っても見当たらず。
ぐるっとまわり、線路の向こう側に行き、道行く人に聞いても??誰も知らず。

ガソリンスタンドのお兄さんに聞くと「簡単さ。これこれこういくのさ。」
行ってみればA ~~という自動車工場

カルカッソンヌ駅のまわりをぐるぐるぐるぐる

もう一度駅に戻り、別の駅員さんに頼んで地図にしるしをつけてもらったのを頼りに再挑戦
午後5時を過ぎ、返却期限がどんどん近づいてきます。

車を降りては、道行く人に聞いてもわかる人は居ないし、もう必死です。
1時間以上も探し回り、あと残り10分。

とおりすがりのドライビングスクールの受付に飛び込んで、やっとわかりました!
そこから5メートル先でした。

ところがステーションのドアは閉まり、誰もいないではありませんか。
途方にくれていたら、5時半直前になってマネージャーが戻ってきました。

やれやれ、やっと返却できました。
写真の左側に停車しているのは、1週間ミディピレネーを走り抜けた「私たちの」車です。
c0039428_22232757.jpg



1週間の走行距離 760キロメートル以上
返却するときメーターをチェックできなかったので、正確なことはわからないのですが。

ステーションの場所をよくチェックしてなかったのが敗因?
帰国してからAvisのHPを見てみましたが、カルカッソンヌのステーションはカルカッソンヌ駅と書いてあります。
でも実際には駅から何百メートルも離れていました。

レンタカーでドライブする方はご用心!!

さて、返車してからお城に向かい3時半過ぎからのんびり歩こうと思っていたのに返車だけでどっと疲れました。
駅近くからたまたま発車しようとしていたミニトレインに乗り、の~んびりと街中を通り抜け、城まで登っていきました。
c0039428_22304991.jpg



このミニトレイン。ドンム、カオール、コルドでも見かけました。
一人3ユーロでした。(写真はカオールのミニトレイン)
[PR]
by small-small-world | 2010-10-15 22:36 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)

カストレからカルカッソンヌに向かう道筋からすこしそれた場所にLastourという村があります。
道路地図には「見所」のマークがついているのに、ミシェランのガイドブックにはなにも記載がありません。
いったいどんなところなのでしょう。
好奇心から、ちょと立ち寄ってみることにしました。

大きな道路から脇道に入っていくと、荒野といっていいほどの野原が続き、採石場のようなものがあるばかり。
むろん人家などありません。

たどり着いたところには小さな石造りの教会とひと群れの人家。
私一人車から降り、坂の下をのぞくと、造成地のようなところに真新しい分譲住宅風のものが何軒かあり、若い家族が住んでいるようでした。
c0039428_2113213.jpg


どうしてこれが「見所」?
とりあえずまわりの風景でも撮っておきましょうとカメラを上に向けると、切り立った岩山の上に石造りの塔が3本建っているのが見えます。

c0039428_2112917.jpg


何の遺跡なんでしょう。目を凝らすと登山でもしているような人影も見えます。
写真の塔の左側にゴマ粒ほどの人影が見えるでしょう?

ホテルにもどってから、アルビで購入したカタリ派についての本を読んでいたらLastourのことが出てきました。
Lastourはカタリ派の城の廃墟だったのですね。
カタリ派の廃墟を訪ね歩くのを趣味にしている人たちもあると聞きました。
山の上にいたのは、そんな人たちだったのですね。

カタリ派はよじ登らなければいけないような急峻な岩山に要塞のような城を築いたことは知っていましたが、実際に下からながめてびっくり出した。

カタリ派の要塞跡たとえばモンセギュールはスペイン国境に近いピレネーの山中に残っているので、訪ねることはむずかしいとあきらめていましたが、ひょんなことからその一端を見ることができたのでした。

カルカッソンヌに向かう道には”Le Pays Cathare"(カタリ派の里)という茶色の看板が立てられていました。このあたりも残虐なアルビジョワ十字軍の戦いの地だったのですね。
[PR]
by small-small-world | 2010-10-14 21:05 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)