カテゴリ:  沖縄 2012年春( 5 )

座喜味城と読谷村~沖縄2012春(5)

今回の沖縄旅行では、グスクにこだわりました。
2日目、やちむんの里を散歩してから、座喜味城へ。(2月26日)
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15世紀初め、護佐丸によって築城された座喜味城。
海を見下ろす高台に堅固な石垣が築かれている。発掘調査では、瓦は出土していないそうで、沖縄のグスクの建物は木造のものであったらしいとのこと。

太平洋戦争のとき、座喜味城には日本軍の砲台が置かれ、アメリカの占領下ではレーダー基地になっていたそうです。
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城跡入り口に読谷村の歴史民俗資料館があります。
地味な建物ですが、太平洋戦争時の読谷村の方々の過酷な経験がよくわかりました。
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何万もの米軍は、読谷村の浜から上陸。読谷村の方々は終戦まで山野をさまよったとのこと。
一方、米軍の上陸を迎え撃った日本軍には、すでに十分な備えはなく、ハリボテの航空機を並べてカモフラージュしたそうです。胸がつまる話です。

読谷村には、いまだに広大な米軍基地が残り、少しずつ返還された土地を開発整備しているのだそうです。
運動場の隣の広大な土地に大きなトラクターが入っているので尋ねたところ、地雷がないか確かめているという答えでした。沖縄にとって第二次大戦はまだ終っていないのですね。
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by small-small-world | 2012-03-24 19:25 |   沖縄 2012年春 | Comments(0)

喜如嘉~沖縄2012春(4)

芭蕉布の里喜如嘉を再訪しました。

芭蕉布会館の一階では資料展示。
二階は、芭蕉布作りの工房になっています。いつも数人の女性たちが、静かに作業に取り組んでいます。
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これが、芭蕉の皮。これを績んで細い細い糸にするのです。
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作業場では、苧炊きの最中
灰汁で芭蕉の皮を煮て、皮のあくをぬく作業です。
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広い作業場では、藍で染めた芭蕉の糸を織物にするための整経作業中。
10メートルほどにわたした糸をくるくるとまきとっていたのは、人間国宝の平良敏子さんでした。現在91歳の平良さん。いつまでもお元気で活躍していただきたいです。

喜如嘉の村中を歩いてみました。
あちらこちらに芭蕉畑がある静かな集落でした。
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by small-small-world | 2012-03-05 15:09 |   沖縄 2012年春 | Comments(0)

コバルトの海を渡る~沖縄2012春(3)

今帰仁グスクを出て、ワルミ大橋を渡って屋我地島へ。
ワルミ大橋は全長315メートル。あっという間に通り過ぎてしまいました。

屋我地島も瞬く間に通り過ぎ、全長1960メートルの古宇利大橋を渡って古宇利島へ。
天候がよければコバルトブルーの海を渡っていくのですが、あいにくの曇り空。海色はちょっとくすんでいました。
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橋のたもとに何軒かの店がありましたが、島の中はさとうきび畑。
やっと海の景色を見渡すカフェを見つけて昼食をとりました。
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by small-small-world | 2012-03-05 14:45 |   沖縄 2012年春 | Comments(0)

今帰仁グスク~沖縄2012春(2)

今帰仁グスクを訪れるのは10年ぶり。
前回は、世界遺産に指定された直後。小さな券買所と小さなみやげもの店があるだけだったと思います。
今では、駐車場も整備され、歴史文化センターも開館しています。

    今帰仁城

歴史文化センターでは、琉球文化を語るときに欠かせないノロ(巫女)についての企画展示を興味深く見ました。かつては各集落にいたノロも今では次第になり手がない状態になりつつあるそうです。


早咲きの桜で有名な今帰仁グスク。
前回は2月10日に訪れたので、最盛期は過ぎてはいたもののまだまだ紅色の花を楽しめました。
でも今回はさすがに葉桜になっていました。今年は、昨秋の台風の塩害で満開になる前に葉が出てきてしまったのだそうです。
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石積みの素晴らしい沖縄のグスク
今帰仁グスクは少なくとも13世紀には築造されたのだそうですが、14世紀には北山の中心として中国との貿易をしていたとのこと。
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はるかに海を見晴らす主郭に立つと気宇壮大な気分。
海原を越えて中国と交流した時代があったのですね。
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by small-small-world | 2012-03-05 13:33 |   沖縄 2012年春 | Comments(0)

沖縄到着~2012年春(1)

寒かった今年の冬。
厚いコートをまとって那覇空港に降り立つと、気持ちまでやわらぐほどの暖かさでした。数えてみると6回めの沖縄。この季節は、10年ぶりです。(2月25日)

レンタカーを借りて、、まず立ち寄ったのは県立博物館。
ずっと気になっていたのですが、訪れたのは初めてです。
建物は、グスクをイメージしたデザインだそうです。
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なかなか充実した展示で、三山の歴史や中国との関係や冊封使のこと、薩摩との関係など琉球王国の独自の歴史がよくわかりました。
首里城を占領した米軍は、城の篇額を引きずりおろし、なんとのこぎりで真ん中に丸い穴をあけ、トイレの部材として使っていたそうです。第二次大戦で、琉球の歴史が、蹂躙されたのは悲しいことです。
三山の歴史についての展示を見たせいか、今回の沖縄では、グスクをまわることになりました。
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by small-small-world | 2012-03-04 10:27 |   沖縄 2012年春 | Comments(0)

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