布に踊る人の手――

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# by small-small-world | 2005-03-26 23:40 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

太陽と精霊の布

手織の藍染布に刺繍やアップリケをたっぷりほどこした少数民族の衣装のコレクションをやっと見ることが出来ました。2004年夏に千葉美術館で「太陽と精霊の布――中国・東南アジア少数民族の染織」という展覧会が開かれたのです。滝澤久仁子さんという方の240点にも及ぶコレクションの展示でした。
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滝澤さんは1989年にタイ・チェンマイに居を移しました。そこでバー・ビエンというラオスの手織布に出会ったのです。さらにその布のルーツを訪ね、雲南・江南の山地に点在する少数民族の村をめぐり、トン族、ミャオ族、タイ族、ヤオ族などの衣装をコレクションされたのです。
衣装の刺繍のデザインや色合いの卓抜さ、細かい技術には本当に驚きます。赤ちゃんの負ぶい紐はもちろん小さな靴にまで細かな刺繍がほどこされています。とくに驚いたのは、まるでビニールコーティングでもしたかのようにつやつやと光る藍染の上着です。木槌で何度もたたいてあのようなつやを出すのだそうです。それから1センチくらいの細かいプリーツの藍染のスカート。これには白い連続模様がロウケツ染めでデザインされています。

とても貴重な図録ですが、開催した千葉市美術館や宮城県美術館ではまだ手に入るのでしょうか。

  千葉市美術館
  宮城県美術館
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# by small-small-world | 2005-03-25 13:01 | ★アジアの手仕事 | Comments(3)

少数民族写真集

雲南省の昆明や麗江の街を歩いていると色々な民族衣装を普通に着て歩いている人たちが多いのに驚きます。
興味を持って昆明市内の本屋さんののぞいてみたのですが、そこにはそういった本は見つかりませんでした。結局昆明の空港内の店で素敵な本を見つけました。
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「Cream of Yunling ―― A photo odessey of Yunnan ethnic groups」
(雲峰の華――雲南少数民族写真集)という本です。中国元で98元でした。
全編カラー、少数民族の暮らしぶりもわかります。 張松泉さんという写真家が
20年にもわたって雲南省の山々に分け入って取り続けた写真だそうです。
鮮やかな色の衣装がとてもきれいです。
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# by small-small-world | 2005-03-25 12:00 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

中国少数民族の刺繍

ホーチミン・ドンコイ通り。同じような刺繍のバッグを並べているお店が多くて、見あきてしまうほどなのですが、たまたま立ち寄った薄暗くて小さなお店の片隅で少数民族の断片をみつけました。ドンコイ通りで売られている少数民族の民族衣装は切り刻まれて、新しい服にパッチワークのようにデザインされるか、ポシェットなどに仕立てられて売られている場合が多いのです。これも残念ながら完全な形ではないのですが、少なくとも切り刻まれてはいません。私にとっては観光客用に美しくデザインされたものより、断片とはいえ実際に着用されていた民族衣装を手に入れられたことのほうがうれしく感じられました。
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黒地にオレンジ系のグラデーションの細かいクロスステッチで連続的な幾何学模様がデザインされています。縁取りのパイピングはヤオ族の衣装に多い仕上げです。腰の後ろにエプロンのようにつけるもののようです。
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これは襟飾りです。背中に赤い房が垂れるように身につけます。
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帰宅してから、埃を落とそうとちょっと水につけたら、黒い色素がどっとしみ出したのであわてて乾かしました。洗うものではないようでした。

昨年7月から8月にかけて千葉市美術館で開催された「太陽と精霊の布―中国・東南アジア少数民族の染織」という展覧会(現在は宮城県美術館で開催中)に、これとまったく同じデザインの衣装が展示されていました。私の考えていた通りヤオ族の衣装の一部だったようです。
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# by small-small-world | 2005-03-15 00:01 | ★アジアの手仕事 | Comments(0)

JR東日本の「駅からハイキング」に参加して、房総半島の成東町を歩いてきました。

「駅からハイキング」参加は3回目。休日には、よくウォーキングをしているので、前から関心はあったのですが、団体行動を強制されたりするのではと心配でこれまではパンフレットを眺めているだけでした。

実際に参加してみると ―――。電話で事前に参加登録、現地駅で地図を受け取り、あとはマイペース。迷子にならないようにコースの要所要所に矢印もはってあります。プレゼントやおもてなしのあるコースもあります。

田畑は、まだ冬。いくつかの畑で、土を起こしているのが見かけられただけ。でも菜の花はもう満開。透き通った黄色が春を告げていました。成東はイチゴの栽培で有名なところ。ビニールハウスの中をのぞくと白い花が満開。ルビーのように赤いイチゴが実っていました。
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成東は、アララギ派の歌人伊藤左千夫の故郷。生家が記念館になって公開されています。映画化もされた「野菊の墓」の作者でもあります。
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入り口には「牛飼いが歌読むときに世の中のあたらしき歌大いに起こる」の歌碑があります。
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伊藤左千夫は22歳のときにこの地を出て、東京本所で牧場をはじめ、さらに30代で正岡子規に師事し、アララギ派を主宰しました。

この日のコースは8キロメートル。歩数は、1万6000歩でした。

「駅からハイキング」の良いところは、この機会がなければ行かなかっただろうというところへ行け、思わぬ発見や経験のできるところ。これからもいろいろなコースに参加したいです。






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# by small-small-world | 2005-03-13 17:58 | ☆散歩道 | Comments(0)