ヨーロッパを旅行するときにはよくレンタカーを利用してきたのですが、レンタカーだと運転に集中するので景色を楽しめないと運転役の連れ合いが言うので、今回のスコットランドでは初めて現地の旅行会社のツアーを利用してみました。

日本の代理店を通じて予約したのは、日帰りでハイランド地方とウィスキーの醸造所を訪ねるツアー。
エディンバラのインフォメーションセンターにはいくつもの会社のツアーの案内が置かれていたので、現地での参加もできるようです。

朝9時、集合場所のカフェの前に行くと、すでに多くの人が集まっていました。
日帰りのツアーだけでなく、泊りがけでスコットランド最北部のスカイ島へ行くツアーなどいろいろなツアーがあるようで、次々に出発していきました。
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私たちのツアーの参加者は14名
白くておしゃれな小型バスに乗りウコンだのは、ベネズエラ、キューバ、USA、ノルウェー、イタリア、南アフリカ、そして日本からの私たち。
ガイド兼ドライバーはキルトを着用した生粋のスコットランド人のアリさん。

アリさんは、運転しながら、運転席の上に貼った地図を時折指差し、よどみなく、まったく途切れることなく精力的に話し続けます。
すごいです。(もっとも私はずっと集中して聞いていたわけではありませんが。)

エディンバラ市街を抜けると、緑の美しいロウランド地方を走り抜けていきます。

最初にストップしたのは、ダンケルドDunkeldという人口300人弱の小さな町
テイ川のほとりにあるスコットランド最初の都だったところです。

林をぬけたところにある12世紀に建てられたダンケルド大聖堂
17世紀の戦いで半分は廃墟になっていました。
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ダンケルドの町の100メートルほど続く17世紀のショッピングストリートは1950年代に修復されたもの。
なにか思い出にと小さなお店でちょっぴりお買い物。
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次のストップはハーミテイジThe Hermitage。
川沿いの森の中のウォーキングコースを散策。
自分でドライブしていたら経験ができなかったと思います。
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アメリカ西海岸にたくさんあるダグラス・ファー(米松)は、デービッド・ダグラスという植物学者が1820年頃この地に持ち込んだものとか。イギリス一背の高い木というありました。
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ランチタイムは、ピトロッフォリーという街で。
リゾート地として知られ、夏目漱石もこの地で休暇を過ごしたそうです。
カフェやみやげ物の店がならぶストリートは観光客で賑わっていました。
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次に訪れたのはQueen's View
ビクトリア女王はスコットランドの景色を愛し、たびたびスコットランドを訪れたそうですが、とくにお気に召したのがここからの景色だったとか。
静かに広がる悠然たる湖です。
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次に訪れたのはウィスキーの醸造所
このバスツアーの一番の目玉なのですが、ウィスキーにあまり興味がないので・・・・。
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余分に見学料を支払うと1987年産のウィスキーを樽から試飲させてもらえます。
みんなおいしそうに味わっていました。
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エディンバラにもどるまでの時間もガイドのアリさんは運転しながら話続けていました。
みんな起きていたのかしら?

緑の美しいスコットランドのドライブを楽しんだ一日。
ゆったりしていて満足でした。













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# by small-small-world | 2016-08-11 23:46 | スコットランドとイングランドの旅2016 | Comments(0)

7月3日  朝9時開城のエディンバラ城に一番乗りしようと城の前まで行くと門の前の坂道の両側にたくさんの人が並んでいます。
門の中をのぞいてみると何かセレモニーのようなことをしています。
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並んでいるのはほとんど中国系の観光客
いったい何があるのか訝っていると30分くらいして警備のオートバイに先導されてスコットランドの民族衣装を着た楽隊がバグパイプを奏でながら坂を下ってきます。
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軍楽隊に続いて立派な黒塗りの車。
中にはスーツを着た紳士が一人。車の中央には宝冠が置いてあります。

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あとでわかったのですが、この日はスコットランド議会の開会式。
開会式に隣席されるエリザベス女王の着用される宝冠をエディンバラ城からホーリールードにある議場まで運び届けるパレードだったのです。
イギリスはUnited Kingdom。スコットランド議会の開会式にエリザベス女王が臨席されるのは当然のことですね。

そういえば、私たちがイギリスを訪れる1週間ほど前にイギリスがEUを離脱することが国民投票で決まったので、街の中で集会が開かれていたり、スローガンが書かれた旗がたっていたりするのかと思ったのですが、そんな様子を見ることはありませんでした。もちろん観光客の私たちにはわからないことが多いのでしょうけれど。

宝冠のパレードが通り過ぎ、やっと城内に入場することができました。
入場を待たされたせいもあるのでしょうけれど、大変な混雑です。

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エディンバラ城は岩山の上に立っているので、見下ろすとはるか遠くまで見下ろすことができます。北国らしい重い空気が感じられます。
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砲台が四方に配備され、敵を寄せ付けない厳重な態勢です。

観光客がたくさん訪れていて、城の内部はそそくさと通り過ぎて終わってしまったのは少し残念。
この部屋の奥にある4畳半ほどの小部屋でメアリ女王は後にジェームス6世になる一人息子を出産したのでしたが、ここにも人がたくさんいて部屋の雰囲気を味わっている余裕はありませんでした。
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王宮の最上階にはスコットランド王国の三種の宝器が置かれています。
宝冠が置かれているはずの場所は空っぽで、「現在スコットランド議会に運ばれています」という趣旨の案内が置かれていました。
三種の宝器とスコットランドの王位の象徴であるスクーンが王宮の最上階のガラスケースの中とはいえ、観光客で込み合う部屋の中に警備もなく置かれていたのには驚きました。
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エディンバラ城内で最も古く1110年に建てられた聖マーガレット礼拝堂
通り過ぎてしまいそうな簡素な造りです。
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再びエディンバラ城の城門を出ると、8月にミリタリー・タトウーが開催される広場は相変わらず観光客でいっぱい。
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そのとき、警備の人たちが観光客の流れを止めました。
二人の警備兵が「right, left. right, left」と号令をかけながら現れ、城門を守る兵士の交代が行われました。
その時だけ、私たちはエディンバラ城の城門の全容を見ることができたのでした。
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# by small-small-world | 2016-08-04 22:54 | スコットランドとイングランドの旅2016 | Comments(0)

今回エディンバラを訪ねる前にアントニア・フレイザーの「スコットランド女王メアリ上下」を読んだので、ホーリールードハウス宮殿を見学するのを楽しみにしていました。

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                     「スコットランド女王メアリ  上・下」 中公文庫

ところが、なんと運の悪いことでしょう!!6月25日から7月6日は休館とのこと。
門が閉じられ、広い前庭には警備の人たちが何人かいるばかり。
エリザベス女王が滞在中なのでしょうか。
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塀越しに宮殿を眺めました。
ほんとうに残念!

宮殿の右側の塔にメアリー女王の居室があり、彼女のイタリア人秘書リッチオがメアリーの夫のダーンリーに殺害されたのはメアリーの居室の隣の小部屋でした。床にはリッチオの流した血の跡が400年以上たった今でも残っているとのこと。

宮殿が閉館だったので、宮殿の前にあるクイーンズ・ギャラリーで開催されているフランドル絵画の展示を見てきました。
閉館のおわびでしょうか、立派なパンフレットをいただきました。
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# by small-small-world | 2016-08-01 12:20 | スコットランドとイングランドの旅2016 | Comments(0)

ロイヤルマイルの建物と建物の隙間に人一人がやっと通れるほど狭いクローズという通路があります。
気をつけていないと通り過ぎてしまいそうなひっそりとした通路です。

ロイヤルマイルは尾根道のような道ですから、クローズに入ると細いじめじめした階段が続いています。
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通路を抜けると広場があったり、ミュージアムになっている建物があったりします。
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このクローズの奥には谷の向こう側にあるスコットタワーが見えています。
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ロイヤルマイルでとにかく驚いたのは観光客の多さ。特に目立つのが中国語圏からの観光客。
6月末だったからか日本人観光客の姿はあまり見当たりませんでした。
中国語圏の観光客の方々は何事にも積極的で明るく、そのパワーには圧倒され通しでした。
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聖堂の階段でギターをひくおじいさん
絵になっています。
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制服のよく似合う高校生の集団。
「今日は一年の最後の日」と先生。
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# by small-small-world | 2016-07-26 22:50 | スコットランドとイングランドの旅2016 | Comments(0)

平面の地図で見ているとわからなかったのですが、エディンバラは起伏のある街。
そして有名なロイヤルマイルは、エディンバラ城の立つ岩山にむかう馬の背のような尾根道なのです。
その尾根道をずっと下っていくとホリールード宮殿に行き着くというわけです
ロイヤルマイルの両脇は急な坂道になっていて、谷底まで街が形成されています。

ロイヤルマイルはかなり道幅が広く、両側に立派な石造りの建物が並んでいます。
華やかで格式のある通りです。
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聖ジャイルズ教会
建物の屋根が王冠のような形をしたゴシック様式の教会
イギリスのカテドラルは宗教改革の際に内部の装飾が破壊されているせいか、イタリアやスペインのカテドラルのような重圧感を感じないのが特徴だと感じます。
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City Cambers の建物前に立つアダム・スミスの銅像。
国富論を書いた彼はスコットランドの出身だそうです。
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激しい宗教改革者であったジョン・ノックスが1561年から住んだという家
内部は当時のままに保存されています。
暖炉や木組みの天井など大変興味深く見学しました。
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ジョン・ノックスの像は聖ジャイルス教会の中に置かれています。強靭な性格だったということですが、さすがに意志の強そうな顔立ちです。
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その彼が何度もホリールード宮殿のメアリ女王の元を訪れ、カトリック信者の女王に対し宗教論争を仕掛けたとのこと。
まだ20歳前半の女王は負けじと対峙したとのこと、最後までカトリックの信仰を捨てなかったメアリ女王ならではです。(絵はノックスの家内の展示から)
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ロイヤルマイルでとにかく驚いたのは観光客の多さ。特に目立つのが中国語圏からの観光客。
6月末だったからか日本人観光客の姿はあまり見当たりませんでした。
中国語圏の観光客の方々は何事にも積極的で明るく、そのパワーには圧倒され通しでした。
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# by small-small-world | 2016-07-24 00:11 | スコットランドとイングランドの旅2016 | Comments(0)