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房総半島成東町へ~駅からハイキング

JR東日本の「駅からハイキング」に参加して、房総半島の成東町を歩いてきました。

「駅からハイキング」参加は3回目。休日には、よくウォーキングをしているので、前から関心はあったのですが、団体行動を強制されたりするのではと心配でこれまではパンフレットを眺めているだけでした。

実際に参加してみると ―――。電話で事前に参加登録、現地駅で地図を受け取り、あとはマイペース。迷子にならないようにコースの要所要所に矢印もはってあります。プレゼントやおもてなしのあるコースもあります。

田畑は、まだ冬。いくつかの畑で、土を起こしているのが見かけられただけ。でも菜の花はもう満開。透き通った黄色が春を告げていました。成東はイチゴの栽培で有名なところ。ビニールハウスの中をのぞくと白い花が満開。ルビーのように赤いイチゴが実っていました。
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成東は、アララギ派の歌人伊藤左千夫の故郷。生家が記念館になって公開されています。映画化もされた「野菊の墓」の作者でもあります。
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入り口には「牛飼いが歌読むときに世の中のあたらしき歌大いに起こる」の歌碑があります。
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伊藤左千夫は22歳のときにこの地を出て、東京本所で牧場をはじめ、さらに30代で正岡子規に師事し、アララギ派を主宰しました。

この日のコースは8キロメートル。歩数は、1万6000歩でした。

「駅からハイキング」の良いところは、この機会がなければ行かなかっただろうというところへ行け、思わぬ発見や経験のできるところ。これからもいろいろなコースに参加したいです。






by small-small-world | 2005-03-13 17:58 | ☆散歩道 | Comments(0)
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