芭蕉布の里・大宜味村喜如嘉~~沖縄便り(1)

芭蕉布の技術を守り育てている沖縄県国頭郡大宜味村喜如嘉を訪れました。
じりじりと照りつける太陽のもと芭蕉の葉も輝いていました。
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第二次大戦で途絶えそうになった芭蕉布の技術を守っていくのは大変なことでしょう。
建物の2階は作業場になっていて、風の通り道になっているテラスでは、人間国宝の平良敏子さんその人がカラカラと糸巻き車を回していらっしゃる最中でした。
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昨年のこと、平良さんの米寿祝いということで銀座で開かれた展覧会で平良さんのお話を伺ったことがあります。手を動かしながらのほうがよく話せるからと、目にもとまらない速さで芭蕉の糸を績みながらのお話でした。
c0039428_03220.jpg記憶の確かな方で、古い話も交えながら、芭蕉布の技術を復活し現在につなげたご苦労を話してくださいました。(ひだりの写真は。その時の様子)
芭蕉の繊維を細く細く裂き、それをつなげて(績んで)糸にするのですが、それは手間のかかる作業で、担い手も少なくなっているそうです。
近隣の主婦達に委託したりしてなんとか維持しているそうですが、最近は着尺にできるような細い糸を績むことのできる人が減ってしまっていると残念そうでした。

大宜味村の中を車で走りぬけましたが、暑い日中のせいか、静まり返っていました。


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by small-small-world | 2009-08-11 00:04 |   沖縄便り2009 | Comments(0)