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イタリア街歩き(13)~魅惑のラヴェンナ

c0039428_232272.jpgボローニャから日帰りでラヴェンナのモザイクを見に行きました。
ラヴェンナのモザイクを見ることは数年来の憧れでした。

ボローニャ駅9時6分発。葡萄畑の続く平野を抜けて10時25分にはラヴェンナに到着しました。


ラヴェンナは古代においてはシーザーが軍事上の拠点を置いたこともあるアドリア海に面した海洋交通の要地でした。
5世紀初め西ローマ帝国の首都になった後、東ゴートに続き、540年には東ローマ帝国の配下に入るのですが、ちょうどその時期にラヴェンナにはいくつものキリスト教会が建てられたのでした。

その後8世紀以降ラヴェンナが歴史の表舞台に登場することはなく、さびれた集落と平原が続く地域になってしまったのですが、だからこそレンガ造りの教会はそのまま今に残されたのです。

c0039428_2363329.jpg駅から歩いて5分ほどのサンタポリナーレ・ヌオーヴォ教会は6世紀初めの建造。
ここでラヴェンナ市内の主だった教会の共通入場券と地図を手に入れました。


c0039428_2393838.jpg堂内左右の壁のモザイク
左側は聖女たち
右側は殉教者たち


地図を片手に街歩き
ビザンティンのモザイクが残る街ですが、街並みは明るい色合いです。

c0039428_23113655.jpg5世紀初めに建造されたネオニアーノ洗礼堂
小さめの八角形の建物
内部は美しいモザイク
天井は、洗礼を受けるイエス・キリスト
水の表現が面白いです。

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c0039428_23152363.jpgさらに15分ほど歩いたところにあるのは
548年建造のサン・ヴィターレ教会
大きな八角形の教会です。


素朴な煉瓦作りの教会
奥の薄暗がりほのかに金色に輝いています。
憧れのラヴェンナのモザイク
胸が高鳴ります。

なんという美しさ
後陣一面のモザイク
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右側は皇帝ユスティアヌス
左側は皇后テオドラ
細部の装飾も美しい
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c0039428_23232469.jpg教会の敷地内にある大変小さい煉瓦作りのお堂はプラチディアの霊廟
堂内は藍色のモザイク


駅まで歩いて戻り、バスで約10分
広い広い平原に建つのはサンタポリナーレ・イン・クラッセ教会
かつては港に建っていたそうなのですが、今では海岸線が変わってしまったのだそうです。

緑の平原に12匹の白い羊
まるで絵本の一場面のようなのどかな雰囲気のモザイクです。
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15時31分発の電車でボローニャへ。
豊かに満たされた一日でした。001.gif




なんといっても素晴らしいサン・ヴィターレ教会に入ろうとしたとき
20名ほどの団体がまとまって入ってきたかと思うと、肝心の素晴らしいモザイクには目もくれず、早足で通り抜け脇の出口から出て行ってしまいました。
えーっ、まさか!!005.gif
ベネチアあたりを朝出発してラヴェンナを通過している団体さんなのでしょう。なにも見せないで通過するなんて、ツアーガイドもいい加減なものですね。
日本人の団体のようでした。暑いのにくるぶしまである黒い股引姿の女の子が数人混じっていましたから。
by small-small-world | 2009-09-15 23:28 |    イタリア街歩き2009 | Comments(0)

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