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いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~

棚の上に並べた指貫(ゆびぬき)
なにげなく集まってしまった「いつのまにかコレクション」です。
いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~_c0039428_9503945.jpg


いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~_c0039428_9514585.jpg左は20年ほど前母からの北京土産
細かい七宝細工です。

右は8年前ソウルの仁寺洞で購入したもの
布製の丁寧な作りのもの。指の腹の部分が細かく縫われ、硬くなっています。韓国の刺繍をするときには指の腹に針があたるのでしょうか。


↓↓は3年前ロマンティック街道をドライブ、ザルツブルグまで足をのばしたときのもの
いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~_c0039428_9523443.jpg左から
   ♪ザルツブルグで購入したモーツアルトのデザインのもの
   ♪ロマンティック街道南の世界遺産ヴィースの教会の前の売店で購入したもの
   ♪ノイシュバイシュタイン城の混雑した売店で購入したもの
   ♪ローテンブルグで早朝散歩していたとき、開店準備中のみやげ物屋で購入したもの。
    ビールジョッキの形をしています。


日本の観光地でも地名を書いたみやげ物がありますが、指貫を集める人たちがいるらしいというのは、ドイツで気づいたことです。
いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~_c0039428_10175657.jpgロマンティック街道のクレクリンゲンという町の町外れの丘の上にヘルゴット教会という教会があります。
彫刻家リーメンシュナイダーによって16世紀初めに作られたそれはそれは美しい聖母マリアの祭壇で知られた教会ですが、その近くに個人の蒐集した指貫の博物館がありました。

いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~_c0039428_10102761.jpg入り口に指貫の形のベルがぶら下げられた小さな博物館には世界中の指貫がずらりと並んでいました。
指貫といっても、いろいろな形のものがあるのですね。
記念にひとつ購入したかったのですが、にぎやかなアメリカ人の女性達が陳列ケースの前から離れてくれなくてあきらめました。


イギリスでも指貫を集める人たちが多いようで、(というよりもともと指貫の蒐集はイギリスで始まったことのようなのですが)観光地には必ずといっていいほど指貫が売られていました。
いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~_c0039428_9534799.jpg←は2年前イギリス南西部を旅したときのもの
左から♪ストーンヘンジ
    ♪ストラット・アポン・エイボン
    ♪バースのローマ浴場
    ♪ウェストミンスター寺院
    

いつのまにかコレクション(1)~~指貫~~_c0039428_9544370.jpg昨年行ったイタリアの土産物でも指貫を探しましたが、イタリアではあまり指貫を見つけられませんでした。
    ♪左は、ヴェローナのジュリエットの家で見つけたもの。粘土で作られたごっついものです。
    ♪右は、ローマの裏町の土産物屋で見つけたもの。コロッセオのデザインです。



いかにもお土産物という指貫のコレクションですが、こうして並べてながめていると立ち寄った証拠にもなるし、その場の光景が思い出されてなつかしいもの。

集まってくるとちょっと楽しい・・・・
by small-small-world | 2010-03-01 16:15 | ★日々の楽しみ | Comments(1)
Commented by バッタのよっちゃん at 2010-03-13 20:33 x
指貫のコレクションとは 珍しい趣味ですね お国柄が出ていて 美しく華やかで それでいて何か想いがこもっている感じで良いですね 「一編み一編み編む目の中に篭めし想い 優しき君がみ胸に届けと」といううたがありました 随分前どこかで指貫の大量のコレクションを見たことがあるのですが どこであったかどうしても思い出しません 齢を取ると直近のこと直ぐ忘れるが 昔のことは忘れない と言いますが 最近は昔のことも思い出せなくなってきました 
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