結城・下館を訪ねて(1)

連休になって、ようやく爽やかな天候になりました。
のんびりとその日の気分で過ごす予定の連休ですが、初日の5月1日は、どこかに散歩にでもと、茨城県結城市へ出かけました。

湘南新宿ラインで行けば、結城駅への乗り換え駅東北線小山駅までは一直線。
通勤電車仕様の車体ですが、グリーン車に乗ってお茶を飲みながら行けば、ちょっとした旅行気分です。

結城といえば結城紬
街中には明治時代に建てられた蔵造りの民家や商家が数多く残り、繁栄した時代が偲ばれます。
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ふるいものが残り、よい雰囲気の結城の街ですが、大々的には観光化されていません。
駅近くには、通り過ごしてしまいそうなささやかな観光物産館
見逃してしまいそうな小さなスペースでは結城紬の織りの実演をしていました。
織り手の女性に話を聞きました。
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結城紬の材料の真綿は福島県産
結城近隣で糸に紡がれるのだそうです。

織りは女性達の仕事。家内でできるので、子ども達を育てながらできるので助かるそうです。
30反は織り上げないと一人前とはいえないそうです。
現在でも2200軒が結城紬を織っているそうです。

結城は歴史の古い土地。
結城氏の初代は源頼朝からこの地を拝領した結城朝光
称名寺には墓所があります。
土塀の脇には八重桜が満開でした。
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結城氏十八代目は結城秀康。徳川家康の次男です。
秀康が息女のために建立したのが弘経寺
本堂の鬼瓦には葵の紋章
立派な山門や鐘楼のある大きな寺です。
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弘経寺近くには造り酒屋が何軒か
時期はずれなのでしょうか、閑散としていました。
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大町通りはかつての問屋街
往時の賑わいはありません。

問屋街の端にある奥順商店
敷地を開放して、資料館や売店を開いています。
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通りを隔てた蔵は「壱の蔵」というカフェ
コーヒーとケーキで一服しました。
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観光臭のしない結城ですが、私たちと同じように地図を片手に街歩きを楽しむシニア夫婦をちらほら見かけました。
いい雰囲気の街なので、ちょっと工夫をすれば街歩きにはちょうどいいと思うのですが。歩きながら、ああすれば、こうすればといろいろなアイディアが浮かんできました。
でも、けばけばしい観光化だけはごめんですけれど。
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by small-small-world | 2010-05-04 18:22 | ☆散歩道 | Comments(0)