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フランスの美しい村を訪ねて(2)~モンパジエ(Monpazier)

ボルドーでレンタカーし、近郊のワインのシャトーをながめ、ベルジュラックを過ぎ、さらに東へ
ドルドーニュ川に沿い、緑の森や小さな集落を通り抜けるドライブです。

私たちにとって第1号の美しい村はモンパジエ(Monpazier)という村
英仏百年戦争のとき、イギリスのエドワード1世が建設した砦の村です。
Bastidesと呼ばれる砦の村の始まりは13世紀。
これを建設した領主たちにとっては人々を領地に定着させられるというメリット
人々にとっては軍事的な防衛を受けながら生活できるというメリットがあったとか
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英仏戦争の舞台となったこのあたり
イギリス側もフランス側もたくさんのBastidesをこの地域に建設したそうです。
モンパジエ(Monpazier)は人工的な街らしく、町全体が方形
上の写真はインフォメーション・センターにあった模型
真四角な広場を囲むように住宅が密集するように建てられています。
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広場は学校の校庭ほどの広さ
教会と市庁舎(Hotel de ville)それに教会。村の三点セットです。
一角にはマーケットプレイスがあります。
この広場で、人々が集い、語らい、争い・・・
お祭があり、結婚式があり・・・・
この700年以上の間に人々のどんな喜怒哀楽が繰り返されてきたのでしょう。
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細い路地に立ち並ぶ石造りの建物には、かつては職人や商人などが住んだのでしょう。
現在でもそのままの雰囲気です。角から木靴をはいた職人の親方でも登場しそうな雰囲気です。
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by small-small-world | 2010-09-06 22:16 |    南西フランスドライブの旅 | Comments(0)
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