フランスの美しい村を訪ねて(8)~Turenne

ドライブ3日目は、サルラを出て二つの美しい村を訪ねてから有名なロカマドゥールに向かうことにしました。

牧草地や森を抜けて走るドライブ
え、こんな道?
まさか、迷子になったわけでは??

???続きのドライブ
でも、GPSを信じるよりほかありません。

不安になりながら暗い森を抜けると、いきなり前方の丘の上に中世の城と集落が見えてきました。
美しい村の一つチュレンヌTurenneです。
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すれ違う車もなかったはずなのに、小さな観光案内所があり、パーキングスペースには何台かの車が駐車しています。
みんな私たちのようなドライブを楽しんでいるのですね。

Turenneには、現在でこそ小さな城と小さな村しか残っていませんが、17世紀までは強大な勢力を保持したLa Tour d'Auvergne 子爵の本拠地でした。1200の村10万人の住民を支配下に置き、独自の貨幣を鋳造し、裁判権も有していました。

しかし、1738年、領主が多額の負債(ギャンブルによるものとか・・・)を抱えたためルイ15世の援助を受けることになりました。

ルイ15世はそれまでチュレンヌが保持してきたあらゆる特権を奪い、城の解体を命じました。
チュレンヌは現在では人口800人に満たない小さな村です。でも、暖炉などいくつかの石材は村内の建物の中に残されているということです。

岡の上に立つ塔は、まるで板のような幅の狭い岩盤の上にそびえています。眼下にはペリゴール地方の起伏ある風景が広がっています。

集落の向うに見える森
私たちは、あの森を抜けてきたのです。
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城から下る道筋の家々は、かつては高位の貴族の家だったのでしょうか。
人通りのない静かな村です。
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たまに訪れる観光客目当てに、名産の胡桃のケーキや胡桃のワインを売る
店がたった一軒だけありました。
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お土産に買った胡桃のケーキ
大変ひなびた味でした。
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by small-small-world | 2010-09-23 21:46 |    南西フランスドライブの旅 2010 | Comments(0)