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無言館~初冬の塩田平

塩田町駅から南へ2キロほど歩いた山すそに無言館があります。
             
                ⇒⇒「無言館」

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坂道を登っていくと静かさを湛えた建物が建っています。

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打ちっぱなしコンクリートの飾り気のない外壁に「無言館」の文字
重い木扉を押し開けると、まるで修道院の中のような薄暗く開けた空間

第二次大戦に応召され、戦死した画学生の絵や遺品が展示されています。
絵には、画学生の戦没地や戦死した年齢。エピソードや遺族の思い出話が添えられています。

多くの人の戦没年齢は二十代
戦後64年。生存していれば90歳前後の方々です。

残された日記やはがきには、家族や生きることへの想い、覚悟が語られ
読んでいると、自然に涙がにじんできます。

実は、私にもフィリピン、ルソン島バギオで戦死した叔父がいます。
私の父の末弟。みんなに愛されて育った末っ子でした。
美術学校の卒業ではありませんでしたが、油絵を描いていて、実家には何枚かの作品が残されていましたが、かなりの腕前だと思います。ポピーを描いた作品は今でも兄が部屋に飾っています。
口を閉ざして、戦死した息子のことをあまり語らなかった祖父母の悲しみの深さを改めて感じます。

無言館からは塩田平がよく見渡せました。
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by small-small-world | 2010-12-08 23:20 | ★旅 | Comments(0)

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