会津の仏像たち(2)

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次に訪れたのは、会津坂下町(ばんげちょうと読むそうです。)の恵隆寺
ここにも平安初期に弘法大師または徳一上人が作ったと伝えられる千手観音があります。


近在の鳥追観音、中田観音とあわせ「会津ころり観音」と呼ばれ、三箇所にお参りすると長患いしないでコロリと往生できるといわれているそうで、それなりの数の参拝客がいて、茶店ではおまんじゅうを売っていました。

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お堂はそれほど大きくはないのですが、中に入ると見上げるほど大きな千手観音(重要文化財)。
高さ8.5メートル。
立ち木に彫られたもので、根っこがそのまま地面にあるのだそうです。

両脇には二十八部衆。5段のひな壇にずらりと並んでいます。ちょっとした迫力です。


駐車場には、新潟県等県外からの車。
広く信仰を集めているようでした。
・・・・私はまだ現世に未練があって、コロリ祈願をする歳ではありませんが。

霧雨の降るあいにくの天候の中、喜多方市内に入りました。

喜多方市周辺にも何ヵ所か平安初期の仏像があるのですが、ちょっと風邪気味なので一ヵ所だけにしました。

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喜多方市南部にある新宮熊野神社
源頼義、義家父子が前九年、後三年の役の折に勧請したもの。


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鬱蒼とした木々に囲まれた木造の長床
こんなに大きな拝殿ははじめてみました。創建当時はもっと大きなものだったそうですが、17世紀の大地震で倒壊し、その後再建されたものだそうです。。
往時には、100人を越える神官が仕えていたそうですから、大きな神社だったのですね。
会津地方の底力を感じます。


収蔵庫内には、平安末期の文殊菩薩像。
神社が衰退する中で、よくぞ今まで守られてきたものです。
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by small-small-world | 2012-06-23 21:32 | 東北の旅 | Comments(0)