ジェロニモス修道院~ポルトガル2012(3)

ユーラシア大陸の西の果てにあるポルトガル
ポルトガルの港から出航した冒険者たちは、
大西洋を南下し、陸地や岬や島を「発見」していきました。

やがてはアフリカ大陸の南端喜望峰をまわる航路を確立しました。

バスコ・ダ・ガマがテージョ川河口のベレンを出港したのは1497年
インドにまで到達し、ベレンに帰り着いたのは1499年でした。

以後、毎年6~7艘の船がインドに渡り、年間1500トン~2000トンの香料(主に胡椒)をヨーロッパにもたらすようになりました。

ポルトガルは、この香料貿易で大変な富を築くことになりました。

その富をもとに1502年から100年かけて建造されたのがジェロニモス修道院です。
圧倒されるほどに壮大な修道院です。
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1518年に作られた南門
「これが、有名なんですかあ?」と、関西かららしい夫婦にのどかな関西弁で尋ねられました。
こちらも着いたばかりなので、答えられるわけもないのですが・・・・
でも、中央に立つエンリケ航海王子やそれを囲む彫刻の豪華さ・・・
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回廊は55メートル四方あるそうです。
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回廊の柱やアーチは、これでもかというほどの彫刻で飾られています。
マヌエル様式というのだそうですが、
大航海を進めたキリスト騎士団の十字、
海や航海を連想させる珊瑚、海草、ロープ、などがモチーフになっています。
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華やかで誇らしげ
海洋王国を築いた16世紀のポルトガルの繁栄そのものの豪華な作りです。

サンタマリア教会内には、インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマの棺が置かれています。
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棺に側面に彫られているのは、インドに向かうときに乗り込んだカラベル船
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もちろん、胡椒らしき球体のデザインも。
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バスコ・ダ・ガマの棺に向かい合っておかれているのはカモンイス(→→☆☆)の棺
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詩人の墓らしく、竪琴とペンが彫られています。
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とにかく、16世紀のポルトガルが、とてつもない富を築いたことだけは実感できました・・・・・
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by small-small-world | 2012-08-22 23:09 |    ポルトガル2012 | Comments(0)