コインブラ(2)~~ポルトガル2012(14)

コインブラはヨーロッパでも有数の歴史を誇るコインブラ大学の町です。

ポルタジェ広場から急な坂道を登って大学の丘に向かいます。
学生の町らしく、落書きもユーモラスで若者らしい・・・・

道端に何かいると思ったら、建物修理跡・・・
c0039428_14344557.jpg

破れた窓も・・・
c0039428_14344227.jpg

学生数20000人だそうですが、8月でしたから丘の上はいたって静かでした。
9月に入ると、大勢の学生でにぎわうのでしょうけれど。
c0039428_14344098.jpg

大学の中庭に向かって歩いていると、後方から来た若者が私たちを横目で見ると、いきなり手に持っていた黒いマントをひらりと羽織り、足早に通り過ぎていきました。
c0039428_14401453.jpg

足元まであるウール地の黒いマントは、コインブラ大学の学生の象徴。
ポルトガル一の大学であるコインブラ大学の学生は大変な誇りを持っているそうです。

大学の中庭にはこの大学の創設者ディニス王の銅像が立っています。
c0039428_14341079.jpg

古い歴史のある図書館内は見学可能だったようですが、それがわかったのは帰国してゆっくりガイドブックを開いてから。ガイド無しの個人旅行では、そんなことがよくあるのです。
c0039428_14341419.jpg

1551年、フランシスコ・ザビエルが日本を離れるとき、4人の日本人の若者を同道しました。そのうちベルナルドという若者だけがポルトガルまで到達し、このコインブラ大学で学んだということを今回知りました。

30年間滞在し、その間ローマ法王にも謁見したベルナルドですが、帰国はかなわず、このコインブラで病のため亡くなったということです。どんな思いで暮らしたのでしょう。天正少年使節のことは今でも知られていますが、薩摩出身の武士だったという彼のことは、歴史の中に埋もれてしまっています。

大学の裏の古い建物の間を降りていくと、初代国王アフォンソ・エンリケスが建てたカテドラルがあります。
当時はまだイスラム教徒の脅威があったので、まるで砦のように堅固な建物です。
c0039428_1434721.jpg

c0039428_1434457.jpg

カテドラルから丘を下る階段には、コインブラ独特のアズレージョを売る店があります。私も、コインブラの思い出に絵皿を一枚購入しました。

ゆったりと歴史を感じる町コインブラ。とってもいい町です。
[PR]
by small-small-world | 2012-09-08 14:49 |    ポルトガル2012 | Comments(0)