ザルツブルグ音楽祭~オーストリアの旅(7)

ザルツブルグに時期が幸運にもザルツブルグ音楽祭と重なるので、オペラのチケットを購入してありました。

(チケットは1月から発売されるそうです。最良の席ではありませんでしたが、5月でも十分購入できました。インターネットで簡単に購入でき、チケットもすぐに発送されてきました。
ちなみにこの3月に行ったシドニーのオペラハウスのチケットもネットで簡単に購入できました。インターネットがあれば旅行代理店は必要ないようです。)

ホテルにもどって一休みし、簡単な夕食をとってから、会場のフェルゼンライトシューレへ。
フェルゼンライトシューレは、もともとは岩窟をくりぬいて造られた乗馬学校。舞台の背後は岸肌になっています。

開演は午後7時半。
会場を待つひととき。カクテルを売るテントが設置され、おしゃれをした観客たちが集まってきます。
観客たちのおしゃれを観察するのも楽しみのうち。
民族衣装を華やかに着こなしている人もいましたし、どこかの貴族の令嬢でしょうかモダンなドレスを着こなしている人も。
ロングドレスの人より、膝丈の黒のワンピース、それに大ぶりのネックレスやストールといった人たちが目立ちました。今後の参考になりそうです。
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演目はイギリスで作曲されたオペラ「GAWAIN」
GAWAINは、アーサー王の騎士。「アーサー王と緑の騎士」が原作というので、日本語訳も一応読んではありました。

華やかな騎士物語を想像したのですが、舞台の右側には廃車がうず高く積まれ、舞台の左手はまるで牢屋のような何もない空間。

アーサー王は車椅子に乗った力ない老人。
GAWAINはまるで労働者のような灰色の服
プログラム内の写真をご覧にいれますね。中世騎士物語と思っていた私の予想が外れたのがおわかりいtらだけるでしょう。
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ドイツ語と英語の字幕が頼りですし、現代の環境や生き様を問いかける内容だということはよくわかったのですが、隔靴搔痒の感は否めませんでした。

エピローグ。
それまで車椅子に座っていたアーサー王がよろよろと立ち上がり、ひとことふたことつぶやいたところで舞台の照明が消え、舞台は終了したのですが、拍手が起きるまでに二呼吸くらいはありました。
私の想像ですが、意味性を問う難解なオペラだったので、私たちだけでなく、多くの観客にとっても難解だったのではないかと思います。

ところで、2幕目、舞台左方の壁のスクリーンになにやら映像が流れているので注視していると、東日本大震災の津波の映像でした。
どこかの港に津波が押し寄せ、建物を飲み込む様子。車で逃げる途中、津波に襲われ、何台もの車が波間に漂う様子・・・。
演出者はどのような意図で津波の映像を流したのかわかりませんが・・・・。
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by small-small-world | 2013-08-21 00:20 |   オーストリアの旅 2013 | Comments(0)