アルコス・デ・ラ・フロンテーラへの道~Hola! from Spain (14)

今回の旅行の一つの目的は、アンダルシアの白い村々を回ること。

できればバスで回れたらと思ったのですが、バスの時刻表を見ると本数が少なく、バッグを持って村の中を歩くのは難しそう。
それで、今回も2泊3日レンタカーを使うことになりました。
運転するのは夫ひとりなので、ちょっと大変ですが。

借りたのは韓国製のオートマティック車。
村内の狭い道を走るにはやや大きめ。
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セビーリャの街を出るとなだらかな緑の丘が続きます。
緑の丘一面に背丈50センチほどのヒマワリ
つぼみはまだ固く、最盛期は6月になってからのようでした。
丘一面に満開になったらさぞ素敵なことでしょう。
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さて、出発前に読んだ陣内秀信氏の本によれば、「白い村」の白眉はアルコス・デ・ラ・フロンテーラだとのこと。
今回レンタカーで回ることにしたのもアルコス・デ・ラ・フロンテーラに行くため。

クチコミ等で見るとアルコス・デ・ラ・フロンテーラの村内の道は大変狭く、村の麓からはシャトルバスが出ているとのこと。
ならば私たちも・・・・。

どんな村なのか見当がつかないので、GPSの目的地を村の中心部と設定しておきました。
ところが、村は予想よりずっと広く、住宅地の中に迷い込んでしまいました。
ベンチでおしゃべりを楽しんでいるお年寄りたちに尋ねる
「ここじゃない。あっちだよ。」
指さすほうを見ると向うの丘に写真で見たアルコスの村
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目ざす場所はわかったのですが、GPSが効きません。
指示通りに走らせると行き止まりになったり、同じところをぐるぐる回ったり・・・・

人通りもなく、道案内をしてもらうお店もなく、
どこにいるのかさえもわからなくなってしまいました。

どうしてよいかわからず立ち往生していると
向うのほうから男女が歩いてくるではありませんか。急いで車から飛び出し、
「パラドールのあるところに行きたいのですが・・・」と聞いてみました。
まったく英語が通じなかったのですが、「パラドール」という単語だけは通じたようでした。
いろいろ説明してくれたのですが、スペイン語なので、私のほうがわかりません。

「5分ここで待っていてください。」
そういうと二人は少し先にある建物に入っていきました。ほかに聞く人もいないので、待っているよりありません。
5分ほどすると二人はもどってきました。女性のほうは自宅が近くらしく、そこで別れていきました。
「車のキーをください。私が運転しますから・・・」(スペイン語でしたが、言っていることはわかりました)

彼が運転席につき、車を発車させました。
さて、車は田園風景の中や池のほとりを通り抜けていきます。
「大丈夫かしら?」
日本語で助手席にいる連れ合いに尋ねると
「運を天にまかせて・・・・・・」と答えました。
私たちが不安げなのに気づいてか、運転席にすわった彼は走りながら上方を指差し、
「あれがパラドール」と繰り返します。
やがて車は細い坂道を登り、石のアーチをくぐり、白い村に入り、そしてパラドールのある広場に車を停めてくれました。
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街の中のお店の人と声を交わしていましたから、地元の方だったのでしょう。とっても親切な男性でした。
最後に一緒に写真をとって別れました。
ほんとうにありがとうございました!!


















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by small-small-world | 2014-07-21 11:38 |   スペイン・アンダルシアの旅 2014 | Comments(0)