夜のアルハンブラ宮殿~Hola! from Spain(24)

グラナダといえばアルハンブラ宮殿。

中心となるナスル宮殿には入場制限があり予約が必要と知り、約2ヶ月前にインターネットで調べたところ、すでに予約がたくさん入っていて、昼間は午後2時半、夜間は午後10時半のものしか取れませんでした。(さすが世界遺産のアルハンブラ宮殿です!)

グラナダ到着後、ホテルに荷物を置いてからヌエバ広場近くにあるアルハンブラ宮殿の公式ミュージアムショップ(?)内のチケット発券機でチケットを手に入れました。

さて、午後8時にゴメレス坂を上りアルハンブラ宮殿を目指しました。
夕暮れ時、まだ明るいのですが観光客はもうまばら。静かです。

坂道の途中にワシントン・アーヴィングの銅像
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アーヴィングは、1829年に米国の外交官としてスペインにいた折、アルハンブラ宮殿を訪れ、幸運なことにナスル宮殿内に居住しました。
その頃のアルハンブラ宮殿といえば、場内や城壁の塔に住居のない人たちが居住している状態。
アーヴィングは、アルハンブラ宮殿に魅せられ、城の資料を調べ、城にまつわる伝承を集めて「アルハンブラ物語」を執筆したのでした。
アーヴィングのこの本によって、アルハンブラは多くの人に注目されることになったのです。
アルハンブラ宮殿に行くときには必読の本です。
挿絵も美しく、アルハンブラ宮殿のイメージを存分に膨らませてくれます。
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   「アルハンブラ物語上」   「アルハンブラ物語下」

アルハンブラ宮殿は混雑しているという話を聞いていたので、早めに来たのですがちょっと早すぎました。
パラドールの庭でのんびりしたり、アルバイシン地区を眺めたり・・・
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夕陽が沈み、空は薔薇色。
ナスル宮の建物も赤く染まります。
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陽が沈むと、気温が下がってきました。
私の服装といえば、半そでTシャツにぺらぺらの薄手上着を羽織っただけ。
グラナダの標高が700メートルあることを忘れていました。
三々五々ナスル宮の夜の見学をするためにやってきた人たちは冬物のキルティング着込んでいます。

10時半、やっと入場したナスル宮殿
美しくライトニングされた宮殿は言葉で表せないほど幻想的でロマンティックでした。
暗闇からアラビア風の衣装をまとったモーロ人があらわれ、静かにたたずんでいても不思議ではないほど非現実的な空間でした。
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城を追われたモーロ人が、地下に潜みアルハンブラを奪還する日に備えているという伝承があるそうですが、この美しい宮殿を去るとき最後の王ポアブディルが涙したのもうなずけます。
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夜11時過ぎ、ゴメレス坂を下るのはちょっと怖いと思ったら、ちゃんとタクシーが待機していました。

ホテルのあるナヴァス通りはまだ人がたくさん出ていました。
気軽なバルで夕食をとり、ホテルにもどりました。

フリヒリアナと夜のアルハンブラ・・・
素晴らしすぎる一日でした。




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by small-small-world | 2014-08-30 21:46 |   スペイン・アンダルシアの旅 2014 | Comments(0)