セゴビアへ~スペイン再訪(18)
2015年 08月 29日
スペインでのバス移動は昨年のマラガ➡グラナダで経験しましたが、ルートも便数も意外に多くてとても便利。しかも鉄道より安価です。
セゴビアはマドリードにも近く、史跡にも恵まれた世界遺産の街。観光客も多くにぎやかです。
町の入り口にあるローマ時代の水道橋
こんな町の中心に巨大な石造りの橋が完璧な姿で残っているのは素晴らしい!
しかも最近まで水道橋の役割を果たしていたのです!
接着剤を使わず石をただ積み上げた構造。ローマ人の力学の知識には驚くばかりです。


城壁に囲まれたセゴビアはまるで大きな船のような形でそびえています。
ちょうど舳先にあたる部分にはアルカサル(城)があります。
水道橋のあるアゾデホ広場からにぎやかなショッピングストリートを登っていくとマヨール広場
ホテルは広場に面し、窓を開けるとカテドラルや市庁舎が望めるロケーションでした。

カテドラルはゴシック様式。なかなか美しい姿です。

町の中は中世からの邸宅が並んでいます。
路地を歩くのがとっても楽しい町です。



イスラム文化の影響を受けたモサラベ様式のサン・マルティン教会
小ぶりな聖堂ながら回廊が魅力的です。

ここセゴビアでもシエスタタイムあり。
午後になると多くのお店が閉じてしまい、閑散としてしまいます。
シエスタのことを忘れ、果物を買いに出て、町中探してしまいました。
買い物は夕方からしなければならなかったのですね。
午後8時過になって、まだ明るい中を夕食を食べに出かけました。
レストランを探して路地を歩いているとき、高い建物の上にまたまたこうのとり の巣をあちらこちらで発見しました。
夕日の中のほうがコウノトリの巣を発見しやすいようです。

歩き回ってもよさそうな店が見つからなかったので、マヨール広場の裏手にあるちょっとにぎわっている店に入りました。
バル風の店かと思ったら、中はレストラン。
地元の人たちに人気の店のようでした。

セゴビアで有名なのは子豚の丸焼き
50cmくらいのお皿に頭からしっぽまで丸のまま焼かれた子豚ちゃんが載せられて運ばれてきます。
それをお皿のふちを使って切りわけるのです。
かわいそうで、グロテスクで私たちは注文しませんでしたが、切り分けるところは遠くから眺めました。

この夜は町のお祭りだとか。
事前にホテルから「当日はお祭りで広場で夜遅くまでロックコンサートがあります」という案内がきていました。
カテドラル前に設置された舞台では夜の11時過ぎから地元のグループのコンサートが始まりました。
旅も後半。にぎやかなロックの音を窓越しに聞きながら、いつのまにか寝入ってしまいました。

翌朝、窓を開けてみるとコンサートの賑わいはどこへやら。
昨夜の舞台を片付けている広場に大型のトラックが何台も入ってきて、なにやら忙しそう。

テントが張られ、果物が並び、広場はあっという間にマーケットになっていました。


果物を買うわけにはいかないので、糸屋さんでチロリアンテープを購入
1メートルで1ユーロ。安いです。
何に使おうかしら。


毎回のスペイン旅行記を楽しく拝見しています。
私とは全く違ったコースで廻っておられるのですね。
セコピアは私は初めの方で行きました。私のブログをトラックバックしておきますので、よろしかったらご笑覧ください。
私のブログにもコメントをいただきありがとうございます。、
よろしかったら、綿ののブログのスペイン(西)の5番目を参照ください。
コメントありがとうございます。
desire_sanさんのブログも拝見させていただきました。写真がとても素晴らしいですね。
私のブログは旅行メモのような軽いものですが、よければまた読んでいただければ幸いです。