エディンバラ城~スコットランドとイングランドの旅(7)

7月3日  朝9時開城のエディンバラ城に一番乗りしようと城の前まで行くと門の前の坂道の両側にたくさんの人が並んでいます。
門の中をのぞいてみると何かセレモニーのようなことをしています。
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並んでいるのはほとんど中国系の観光客
いったい何があるのか訝っていると30分くらいして警備のオートバイに先導されてスコットランドの民族衣装を着た楽隊がバグパイプを奏でながら坂を下ってきます。
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軍楽隊に続いて立派な黒塗りの車。
中にはスーツを着た紳士が一人。車の中央には宝冠が置いてあります。

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あとでわかったのですが、この日はスコットランド議会の開会式。
開会式に隣席されるエリザベス女王の着用される宝冠をエディンバラ城からホーリールードにある議場まで運び届けるパレードだったのです。
イギリスはUnited Kingdom。スコットランド議会の開会式にエリザベス女王が臨席されるのは当然のことですね。

そういえば、私たちがイギリスを訪れる1週間ほど前にイギリスがEUを離脱することが国民投票で決まったので、街の中で集会が開かれていたり、スローガンが書かれた旗がたっていたりするのかと思ったのですが、そんな様子を見ることはありませんでした。もちろん観光客の私たちにはわからないことが多いのでしょうけれど。

宝冠のパレードが通り過ぎ、やっと城内に入場することができました。
入場を待たされたせいもあるのでしょうけれど、大変な混雑です。

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エディンバラ城は岩山の上に立っているので、見下ろすとはるか遠くまで見下ろすことができます。北国らしい重い空気が感じられます。
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砲台が四方に配備され、敵を寄せ付けない厳重な態勢です。

観光客がたくさん訪れていて、城の内部はそそくさと通り過ぎて終わってしまったのは少し残念。
この部屋の奥にある4畳半ほどの小部屋でメアリ女王は後にジェームス6世になる一人息子を出産したのでしたが、ここにも人がたくさんいて部屋の雰囲気を味わっている余裕はありませんでした。
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王宮の最上階にはスコットランド王国の三種の宝器が置かれています。
宝冠が置かれているはずの場所は空っぽで、「現在スコットランド議会に運ばれています」という趣旨の案内が置かれていました。
三種の宝器とスコットランドの王位の象徴であるスクーンが王宮の最上階のガラスケースの中とはいえ、観光客で込み合う部屋の中に警備もなく置かれていたのには驚きました。
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エディンバラ城内で最も古く1110年に建てられた聖マーガレット礼拝堂
通り過ぎてしまいそうな簡素な造りです。
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再びエディンバラ城の城門を出ると、8月にミリタリー・タトウーが開催される広場は相変わらず観光客でいっぱい。
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そのとき、警備の人たちが観光客の流れを止めました。
二人の警備兵が「right, left. right, left」と号令をかけながら現れ、城門を守る兵士の交代が行われました。
その時だけ、私たちはエディンバラ城の城門の全容を見ることができたのでした。
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by small-small-world | 2016-08-04 22:54 | スコットランドとイングランドの旅2016 | Comments(0)