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ドレスデン(2)~チェコ&ドレスデン2018(21)

ドレスデンでぜひ見たかったのは王宮内の緑の円天井
予約していなかったので、受付時間まで内庭で待機して入場しました。

厳格に入場者を制限しているので、内部ではゆっくり見学することができました。
アウグスト強王(1670--1733)が収集した数々の贅をつくした宝物、驚くほど細密な工芸品の数々。
堪能しました。

ザクセン選帝侯にしてポーランド王だったアウグスト2世は、文化・芸術にことほか熱心で、ワルシャワとここドレスデンにバロック風の宮殿を数多く建てました。現在のドレスデンの風景はアウグスト2世が作り上げたもの。

王の行進を描いた壁画は第二次大戦の爆撃の際に奇跡的に残ったもの
アウグスト2世とその息子アウグスト3世の堂々たる行進です。
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宮廷教会の壁面には大戦後の修復の跡がくっきり。
はちみつ色の石と黒ずんだ石がモザイクのようです。
昨日の夕方、夕日に照らされ壁面が黄金色に光っていましたが、昼光で見るとまた違う印象です。

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ツヴィンガー宮殿内は美術館
フェルメールやラファエルがあります。

アウグスト2世の収集した有田焼を展示する陶器展示もありました。

昼食はいつもこんな感じ。
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午後はフラウエン教会に行くのを楽しみにしていました。
大戦の爆撃で瓦礫の山となっていた教会を東西統一後に修復。
瓦礫の一つ一つに番号をふり、巨大なジグソーパズルのようにして修復していったそうです。

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瓦礫を取り去った後、奇跡的なことに教会の主祭壇は崩れずに残っていたとのこと。

教会の屋根上にそびえる金の十字架は爆撃した英国軍の寄付で建てられたとのこと。

最後の楽しみに取っておいたフラウエン教会の見学ですが、ちょっと様子が変。
入り口には大道芸人が・・・。
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午後からイベントがあり、この日に限り午後は見学中止なのだそうです。
残念でした。
個人旅行では、情報不足でよくこんなことがあるのです。







by small-small-world | 2018-11-13 23:53 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)
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