季節が移る頃になると思い出すことがあります。
「季節便り」です。 小学校4年生の時のこと。 「季節を感じることを見つけたらこの小さな紙に絵と文を書いて持ってきなさい」 担任の新堂芳郎先生がおっしゃったのです。 それが「季節便り」 「桜が咲きました」 「ツバメが来ました」 「蝉が鳴き始めました」・・・・・・・・ 教室の壁いっぱいに季節ごとに皆が発見したことを書いた紙が張り出されました。 新しい季節がしのびよる頃になると、「発見」が楽しみになります。とくにこの季節には・・・・・・・。 そして「季節便り」のことを思い出します。 私の狭い庭にも春がやってきています。 ・・・頭を出したヒヤシンスの芽を危うく踏みそうになり ・・・バラの枝に赤い芽が膨らんできたのを見つけ ・・・陽だまりにはハコベが青く広がり ・・・クリスマスローズの葉陰に赤く色づいた蕾を見つけ・・・・・ たくさんの「季節便り」が書けそうです。 数年前に青梅に歩きに行ったときに購入した枝垂れの紅梅もふっくらした花を咲かせ始めました。 新堂先生は鹿児島の御出身でした。 なにか悪さをした子がいると 「がんたれ」といって頭を軽くこつんとされたのが思い出されます。 「がんたれ」ってどういう意味だったのでしょう?
by small-small-world
| 2006-02-11 14:14
| ★樹や花たち
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Comments(2)
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ハッシー氏
at 2006-02-11 23:15
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small-small-world様
私も小学校のときに同じような事をしてくれた先生がおられました。 自然の中で気がついたことをいつでも書いてきなさい、 と丁度絵日記のように上に絵、下段に文を書くように、 画用紙に謄写版で枠を印刷したものがいつも教卓に おいてありました。 「今年初めて霜柱を見つけました」 「フナを捕まえて長さを計ったら・・」などなど ちなみに私が書いたので憶えているのは、 「学校へ来る途中で、頭に鳥の糞が落ちてきました」 教室に貼られた後にとても恥ずかしかったので 憶えているのです。 田舎だったので、登校途中でもクラスの子がみな(発見)しようと 下を向いたり、空を見たり一生懸命。 いろいろ見つけては書き込んで貼り出してもらいましたっけ・・ 各地で先生たちがいろいろ工夫して いらっしゃったのでしょうねぇ。 おかげさまで昔のことを思い出しました。ありがとうございました。また!
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small-small-world at 2006-02-12 11:16
ハッシー氏様>
今の小学校でも同じようなことをしているのかしら? 「ゆとり」教育などと意気込まなくても、子供たちの感性を育てる教育はできたんでしょうに・・・・。 それにしても子どもの頃感じた自然への驚きや喜びを今でもお互いに覚えているんですね。教育って夢のある仕事なのですね。
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