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シエナ~~トスカーナの街を訪ねて(2)

サン・ジミニアーノからシエナまではブドウ畑の広がるなだらかな丘を越え車で30分ほど。
途中ひまわりの畑(最盛期は過ぎていたけれど)のそばに車を止め、手作りサンドウィッチで小休止。   (お弁当持参が楽しめるのもアパートメントホテル滞在の楽しいところです)

イタリアの道路は標識があまり親切でないような気がします。(南仏プロヴァンスでは、車で廻る観光客向けの標識がしっかりしていたのですが・・・・)
シエナまではスムーズに到着したのですが、歴史地区への入り口がわからず同じところをぐるぐる廻ってしまいました。(もっとも私は後部座席でのんびり座っていただけですが)

シエナはかつてフィレンツェと覇を競った大きな勢力でした。今でも中世後期の雰囲気そのままの大きな街並みがそのまま残っています。

c0039428_11334244.jpg街はすり鉢状の地形になっていて、その底にあるのがカンポ広場。
ゆるやかな斜面になっているので、ジェラートをなめたりしながらすわってくつろぎたくなる雰囲気です。


突然広場後方からオペラのアリアを歌うテノールが聞こえてきました。
振り返ると広場を囲む建物の2階バルコニーでスーツを着こみ、白い中折れ帽子を粋にかぶった男性が歌っているのでした。
歌い終わると帽子を胸にあてて会釈して姿を消した後、すぐに広場に現れ、つばの広い茶色の帽子に同色のエレガントなワンピースを着た連れの女性と手を組み、広場の真ん中を悠然と横切っていきました。
まるで50年以上前の映画のワンシーンを見ているようで、広場に居合わせた世界中からの観光客はみんな茫然と見とれていました。
あの二人はいったいなんだったのでしょう。

c0039428_1212861.jpgシエナで楽しみにしていたのがドゥオーモです。

その美しさで有名なファサードは修復中で幕がかかっていて残念でしたが堂内の素晴らしさは期待通りでした。

高い天井はコバルトブルー
そこに金色の星がデザインされ
まるで空のかなたに浮かんでいるような感じです。

床面は見事な大理石の象嵌。
年に1回2週間だけ公開されるということですが、まったく幸運にもその時期にあたったようです。


c0039428_1214162.jpgさらにピッコロミーニ図書館内のフレスコ画の美しさ

フレスコ画は下地の漆喰が乾くまでの短時間の間に描かなくてはいけないため、少しずつしか作業が進められないということですが、これだけの絵を壁面に描くには大変な労力でもあったことでしょう。


c0039428_12331133.jpgブッブリコ宮殿のテラスから望んだ夕刻のトスカーナ風景

宮殿内の14世紀に描かれた「荘厳の聖母」「善政の効果」は神秘的な美しさは魅力的でした。

次回シエナに来ることがあれば、数日滞在して中世の街をさらに味わってみたいと思いました。

by small-small-world | 2006-09-24 12:36 |    イタリア2006 | Comments(0)

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