アルデンヌ地方の古城

時々思い出す風景があります。

c0039428_10101442.jpg

ベルギー南部アルデンヌ地方の森
その森の奥深く
静かに立つシャトー・ダッソンヴィル
17世紀にその地の領主によって建てられ、ルイ14世も狩猟に訪れたという古城です。

現在はホテルになっているこの城を訪れたのは、今から6年前。
2000年10月31日のこと。(上の写真は、ホテルのホームページの写真のコピーです。)

ブリュッセルから鉄道で南へ。
ナミュールに立ち寄ってから、Marloie(マルロー)という人影のない小さな駅で下車しました。
駅の公衆電話からホテルに電話して5分ほど待っていると
黒塗りの乗用車が横付けされ、黒いスーツの執事(?)がうやうやしく頭を下げました。

車は村の集落を抜け、やがて森の入り口にある門を通り過ぎ、木々の間を縫うように走る道をたどり・・・・(かつては、馬車が通った道なのでしょう)・・やや開けた場所にくると、その向こうにまるでおとぎばなしにでもでてきそうなお城が現れてくるのでした。

55万㎡あるという敷地をそぞろ歩くと
芝生の庭には白馬が放たれ
木々は紅く黄色く色づき
森は17世紀そのままに保たれています。

私の部屋は城の3階
上の写真の中央の尖塔の真下の部屋
窓からは下のような景色が見下ろせます。
今宵一夜は姫の気分です。
c0039428_1102530.jpg

その夜は満月
時差ぼけで真夜中に目を覚ましました。

するとどうでしょう。
白く光る月が森の上に昇り
芝生も森も銀色に輝いているのです。
忘れることの出来ない
夢のように美しい光景でした。

ところで
このシャトーホテルのレストランもとても素敵でした。
執事に案内され、貴族になった雰囲気に浸れます。
[PR]
by small-small-world | 2006-11-03 11:14 |    思い出の街角 | Comments(0)