早朝托鉢を見学できるというので、ちょっと早起き
チェンマイ郊外西手のほうに登ったあたり. お寺がたくさんあるという地域の坂道で待機していると黄衣姿の僧が5人ぐらいずつまとまってつぎつぎに登ってきます。 僧になれるのは13歳からということで、かわいらしいお坊さんもまじっています。 僧は炊事をせず、 朝、寺の外をまわって托鉢し、そこで捧げられた食物を日に2度にわけて食べるのだそうです。 僧のために料理したものを用意するのが本当なのでしょうが、手軽に食物を捧げられるようにか、道端には托鉢用の食物を売る店が開いています。お盆の上にご飯、ジュース、ビニールに入った野菜料理などがのっていて一人分50バーツ(150円くらい) 私達も坂道を登ってきた僧たちにお店で買った食物を捧げました。私が捧げたお坊さんは行列の最後尾を歩いていた少年僧。前を歩く先輩層の托鉢鉢にはなにやらすでに入っていましたが、彼の托鉢鉢はまだ空っぽでした。 僧達はひざまずいた私達にお経をあげ、坂道を急ぎ足で登っていきました。 以前「子どもの頃坊さんをしていました」と日本語を教えていたカンハーさんという若者が言ったことがありました。現代的青年が坊さんは・・・イメージがあわなくて驚いたことがあります。 タイでは多くの少年が仏門に入り、そこで教育も受けるということです。カンハーさんもその一人だったというわけですね。 チェンマイ郊外の山地にあるドイステープ寺院にお参りしました。標高1000メートルの山寺。僧は50人ほどいるそうですが、托鉢するのもたいへんでしょうね。 平家物語の冒頭に「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。」と書かれている沙羅双樹の樹をはじめて見ました。 はかなげな花を想像していたのですが、直径10センチほどのがっしりした花が樹の幹から直接咲いていました。
by small-small-world
| 2007-04-01 00:22
| タイ便り2007
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