人気ブログランキング |

司教座の街・ビュルツブルグ~南ドイツの旅(5)

ハイデルベルグを朝発ち、フランクフルトで乗り換えてビュルツブルグ(Wurzburg)へ。フランクフルトからはICで70分ほどです。
c0039428_23572743.jpg
司教座が置かれ、古くから発展した街ビュルツブルグ。
商店街が広い範囲に広がり、トロリーバスが走り、平日というのに人通りも多くて活気のある親しみの持てる街です。
大聖堂、ノイミュンスター教会、市庁舎なども街の生活の賑わいの中にあり、いかめしさがありません。


c0039428_2347525.jpgマイン川を望む丘の上に13世紀から1719年までビュルツブルグ大司教の居城であったマリエンベルク要塞がそびえています。

c0039428_23525859.jpg橋を渡り、20分ほど登るとぶあつい城壁にたどりつきます。
何重も掘られた深い堀。かなり強固な城です。


やっとたどりついた中庭には高さ42メートルもある主塔。かつては入り口はなく、梯子をかけて上部の小さな窓から出入りしたそうです。最後の守りの砦&捕虜の牢屋として使われた、いかにも中世の城の遺構です。

中庭内には深さ100メートルある井戸もありました。
水は篭城の際の必需施設。当時井戸を掘るには、城の他の部分を建てるのと同じくらいの
費用がかかったということです。(白水社「中世への旅 騎士と城」による)
井戸の中を覗き込んでみると、底の底のほうがキラリと光りました。今でも生きている井戸のようでした。

城内で楽しみにしていたのがかつての武器庫だったマインフランケン博物館。
ここには15世紀を代表する彫刻家でビュルツブルグの市長も勤めたリーメンシュナイダーの彫刻の展示室があります。
「悲しみのマリア像」は彩色が残り、哀しいまでの美しさでした。
c0039428_23552051.jpg(写真は市内のマリア礼拝堂内の墓碑のレリーフ。これもリーメンシュナイダー作)


c0039428_2342029.jpg要塞を降り、世界遺産になっているレジデンツへ。(1720年~1744年に建てられた大司教の宮殿)
なかなか立派ではありましたが、内部が修復中だったのとやや歩きつかれていて印象は薄かった・・・。

ビュルツブルグの街も他の多くのドイツの都市と同様に第二次大戦時の爆撃で壊滅的な被害を受け、戦後修復復元してきたのだそうです。
下はレジデンツの廊下にあった写真です。よくぞこのような壊滅状態の中から復興したものと感銘を受けました。
c0039428_0694.jpg


c0039428_0145379.jpgホテルで一休みしてから市庁舎の前の地元料理のレストランで夕食。
さすがフランケンワインの産地。白ワインが美味でした。


オープンテラスのレストランの楽しみは街の雰囲気を楽しむこと。
噴水があり、ちょっとした広場になっているところで、若者達が待ち合わせでもしているのか、人が三々五々集まって来ていたのですが・・・・・
c0039428_2339356.jpg午後8時になると市庁舎の建物から真っ黒な長いマントを着て、黒い帽子をかぶったひげ面の男性がカンテラをぶるさげた長い杖を持って登場。
ローテンブルグなどで今でも行われているとガイドブックに書かれている「夜警」をこのビュルツブルグでもやっているんですね。そのうち「夜警」の男性を先頭に20名ほどのグループは夕暮れの街に消えていきました。


c0039428_016357.jpgこの日のホテルは駅から5分ほど。とても便利な場所に建つきれいなホテル。家族的な雰囲気でまるで自宅にいるようにくつろげました。
   
  Hotel Wurzburger Hof


この日の歩行歩数:20000歩
by small-small-world | 2007-09-05 23:34 |    南ドイツ2007 | Comments(0)

散歩と日々の暮らしのメモランダム


by small-small-world
プロフィールを見る
更新通知を受け取る