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プラハ最後の夜

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社会主義の時代のプラハはどんなだったのでしょう。
自宅を取り上げられた悲しみを語ったガイドさんの顔を思い出します。

今、チェコの景気はとてもよく、失業率も3%を切るということです。
隣国ドイツの自動車を製造し、国民一人当たりの自動車製造台数は世界2位だそうです。

ボタニクス ヒストリック ガーデンのあるオストラ駅は草原の中にある無人駅でしたが、
着いたとき、空の自動車運搬車両が長い列を作って、プラハ方面から通り過ぎていきました。

帰りにプラハ行きの電車を待っていると、今度はプラハ方面に向かって
何百台というドイツ車、BMWやベンツ、を乗せた車両が通過していきました。

写真を撮り損ねたのですが、車両のしっぽはこんな感じ。

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チェコ観光のキャッチフレーズは、おとぎの国なのかもしれません。
でも、実際には自動車工業の盛んな国なのでしょう。

それから第二次大戦後のドイツ人の追放や財産没収などの裏の歴史ももう一度読み返したいところです。

最後の夕食は、市民会館地下のレストランで。
ミュッシャのデザインのアールヌーボー風のステンドグラスのあるお店でした。

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どこに行っても中国人旅行者ばかりでしたが、ここで静かに食事していたのは
日本人のシニア世代のツアー客たちでした。

夕暮れの旧市街を歩いてみました。
いつでも観光客がいっぱいのプラハ旧市街です。

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6月上旬のチェコ旅行
7月末からこのブログ旅行記を書き始め、8月中には書き上げるつもりだったのですが
8月20日にひどいぎっくり腰になってしまい、それ以来仕事も忙しくなって、
気にしながらも書き続けることができませんでした。

でも、これを書き上げなければ年を越せない!!、大掃除も年賀状書きも先延ばしにして
やっと書き上げました。

これで年越しの準備ができます!

そして、次はどこに行こうかと考えています!!

by small-small-world | 2018-12-23 01:02 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

入り口で、この公園内だけで使えるコインを購入しました。
私たちは30グラーツを購入しました。麻袋に入ったコインを持つと妖精の国に入りこんだようにワクワクした気分になります。

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園の中は、まるで中世の農村にでも迷いこんだ見たい。

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木造の小屋が立ち並んでいます。
紙漉き工場、石鹸屋さん、壺作りの職人さんの家・・
それぞれの家には昔の衣服を着用した村人たちが座っています。

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この村だけで使えるコインを支払うと色々な体験ができるのです。

週末には、人形芝居があったり、大道芸があったり、賑わうそうなのですが、平日でしたので、訪れていたのは、小学生や幼稚園の遠足の子どもだけでした。

私も子どもたちに混じって、色々体験してみました。

紙漉き
分厚い素朴な紙ができました。

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昔ながらの印刷
チェコ語しかできないおじさんが、一所懸命教えてくれました。
遠足の保育園児たちもローラーで版木にインクを塗っていました。

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小学生の子どもたちは、印刷した紙にガチョウのペンでサインしていました。

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香草の壺が置いてあるのは石鹸作りの小屋

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まったく言葉の通じないおばさんの真似をして、石鹸の材料を丸めると、おばさんはアルミを貼った紙でくるくると包んでくれました。

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昼食は村のレストラン
高校生くらいの女の子の作ったクレープは、ちょっとベタベタでした。

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お人形作りの小屋や蝋燭作り
楽しそうな子どもたちはの様子は万国共通ですね。

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村の外に出ると広々とした農園
自然化粧品の材料になるハーブ畑

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のんびりと寝転がり、昼寝でもしたい気分です。

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この公園はボタニクスという自然化粧品の農場の一角だそうです。
村のお店で、その自然化粧品を購入しました。

のんびりとチェコの生活を楽しんだ感じで、観光客でいっぱいのプラハを離れ、思い出に残りました。

by small-small-world | 2018-12-23 00:23 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

今回どのチェコ旅行の計画は、プラハに滞在し、そこからチェスキークルムロフへ行ったり、ドレスデンに行ったり、ボヘミア地方だけではなく、モラヴィア地方にも行ってみようということでした。

さて、最後の一日
モラヴィア地方のブルノかオロモウツまたはチェコの西の端のカルロヴァッリに行くのが当初の計画でした。

でも、プラハ市内、クトナーホラ、フルボカー城、チェスキークルムロフ、マイセン、ドレスデンと連日歩き続け、いささか疲れが出てきました。

年ですね!!
10年前には酷暑の8月にイタリアの街を毎日20000歩も歩いても大丈夫だったのに・・・・。

とはいっても、チェコで過ごす最後の一日をぼんやりと過ごすのはもったいない・・・・・。

「地球の歩き方」にプラハからのエクスカーションの場所として出ていたのが「ボタニクス ヒストリック ヴィレッジ」
どんなところかわからないけれど、のんびりするにはいいかも。
というわけで、出かけてみました。

国内線専用のマサリク駅はホテルのすぐそば
中央駅に比べ、のんびりした雰囲気です。

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駅の表示で行先のオストラOstraを探します。
こまかい地図の中にやっと発見しました。

9時35分発Kolin行きに乗ります。

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国内線の鉄道車内はこんな感じ
2階建てでとてもきれいです。

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Ostra駅
広々した牧草地のただなかにある小さな駅
ホームがあるだけで駅舎もありません。


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Botanicus Historicke Centrum →→ という小さな木の看板を頼りに歩き始めました。 

人っ子ひとりいない一本道ですが、両側に民家があり、小さな学校らしき建物もありました。

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10分ほど歩いて入り口に到着しました。

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by small-small-world | 2018-11-18 22:26 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

ドレスデンでぜひ見たかったのは王宮内の緑の円天井
予約していなかったので、受付時間まで内庭で待機して入場しました。

厳格に入場者を制限しているので、内部ではゆっくり見学することができました。
アウグスト強王(1670--1733)が収集した数々の贅をつくした宝物、驚くほど細密な工芸品の数々。
堪能しました。

ザクセン選帝侯にしてポーランド王だったアウグスト2世は、文化・芸術にことほか熱心で、ワルシャワとここドレスデンにバロック風の宮殿を数多く建てました。現在のドレスデンの風景はアウグスト2世が作り上げたもの。

王の行進を描いた壁画は第二次大戦の爆撃の際に奇跡的に残ったもの
アウグスト2世とその息子アウグスト3世の堂々たる行進です。
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宮廷教会の壁面には大戦後の修復の跡がくっきり。
はちみつ色の石と黒ずんだ石がモザイクのようです。
昨日の夕方、夕日に照らされ壁面が黄金色に光っていましたが、昼光で見るとまた違う印象です。

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ツヴィンガー宮殿内は美術館
フェルメールやラファエルがあります。

アウグスト2世の収集した有田焼を展示する陶器展示もありました。

昼食はいつもこんな感じ。
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午後はフラウエン教会に行くのを楽しみにしていました。
大戦の爆撃で瓦礫の山となっていた教会を東西統一後に修復。
瓦礫の一つ一つに番号をふり、巨大なジグソーパズルのようにして修復していったそうです。

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瓦礫を取り去った後、奇跡的なことに教会の主祭壇は崩れずに残っていたとのこと。

教会の屋根上にそびえる金の十字架は爆撃した英国軍の寄付で建てられたとのこと。

最後の楽しみに取っておいたフラウエン教会の見学ですが、ちょっと様子が変。
入り口には大道芸人が・・・。
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午後からイベントがあり、この日に限り午後は見学中止なのだそうです。
残念でした。
個人旅行では、情報不足でよくこんなことがあるのです。







by small-small-world | 2018-11-13 23:53 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

マイセンからドレスデンに戻る途中の線路わきには、市民農園でしょうか、区画分けされた菜園が続きます。
それぞれの区画には、小さな小屋が建てられていたり、かわいいゲートが作られていたり
穏やかな市民生活がしのばれます。

ドレスデン駅から旧市街へはにぎやかなプラガー通りを下りていきます。
マイセンでたくさん歩いたので、少し疲れ気味。
市電の通りにあるホテルで小休止してから、夕方の旧市街の風景を眺めに散歩に出ました。

6月ですので、この時間でも十分に明るく、散歩する人たちでにぎわっています。

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アウグスト強王の時代に美しく建設されたドレスデンの街は
第二次大戦で連合軍の爆撃で壊滅してしまいました。
瓦礫を集め、元の通りに復元された旧市街。

黒ずんだ材と明るい色の材がまるでモザイクのように組み立てられた建物

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オペラハウスのゼンパーオーパー
実は、このホールのオペラのチケットを入手していたのですが、
なんと一日間違えて入手してしまい、無駄になってしまいました。
素晴らしいオペラハウスということでしたから、残念でした。

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日が沈むころ
建物が照らされ、穏やかで幸せなひととき

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かつては東ドイツだったドレスデン市民施設の壁画はその当時のもの?

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マイセンで一日歩き続けた後のドレスデン散歩
とても疲れました!!

 



by small-small-world | 2018-11-09 10:54 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

マイセン駅からエルベ川に沿って10分ほど下り、橋を渡るとマルクト広場
観光客の姿はほとんどなく、平穏な時間が流れています。

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広場のレストランで昼食にしました。地元のシニアたちがのんびり過ごしています。


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のどかな雰囲気なのはいいのですが、かなり待たされてしまいました。
旅先での昼食は待たされるのを覚悟しなければなりません。

食べたのはこんな感じ
昼食のレストランはどこでもこんな感じの食事になってしまいます。
とくにおいしいこともなく・・・。
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市庁舎の脇を通り、お城の丘に登ります。
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玄関にバラの咲いた家。針金で誘引しています。
どこの家の玄関先もきれいです。
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城門を通ると菩提樹の木のある広場。ここにも観光客はほとんどいません。
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丘の上にそびえたっていたカテドラル。カテドラルの内部も森閑としています。
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カテドラルのお隣にはアルブレヒト城
ザクセン王の住居でした。

馬上試合も行われたという1階の広間から螺旋階段を上ると階上は美しく彩色された広間です。
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17世紀のヨーロッパでは東インド会社が東洋からもたらした白い磁器が金銀以上の価値ある宝物でした。
諸侯はなんとかこの白磁を作り出そうとしました。

アウグスト強王は錬金術師のベッドガーをこのアルブレヒト城で研究に携わらせました。
ベッドガーは様々な土を使い、様々な条件で焼成し、やっと白磁を作り出すことに成功しました。
城内にはベッドガーの研究の経過が展示されています。まるで化学実験のようです。
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ベッドガーが白磁を作り出し、アウグスト強王に報告している場面が壁画になっていました。

白磁の作り方の秘密を守るため、工場はこのアルブレヒト城内に置かれました。

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城の丘からはザクセン地方の景色を眺めました。
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城の丘を下りマルクト広場から南へ30分ほど歩くとマイセン磁器工場があります。
商業的な施設という印象で、内部には白磁の大きな彫像や素晴らしい絵付けの食器などが置かれていました。

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ツアーバスで行くにはよいところなのでしょうけれど、暑い中淡々とした道を往復するのは正直疲れました。
わざわざ歩いて行くほどのこともなかったかなと・・・・。



by small-small-world | 2018-09-30 21:58 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

プラハから国境を越えドレスデンまで3時間ほどというので、荷物をプラハのホテルに置いてドレスデンまで1泊旅行に出かけました。

プラハ中央駅まではホテルから歩いて10分ほど。
チェコの国花という菩提樹の花が揺れる公園を通っていきます。

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プラハ中央駅はさすがに大きな駅
いろいろな人々が行き交っています。

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ベルリン行のEC
国境を越える列車はエルベ川にそって進みます。

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ドレスデン駅で乗り換えて30分ほど
マイセン駅に到着しました。

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静かな駅です。
駅から街へは、エルベ川に沿って20分ほど歩きます。
前方の丘の上にはアルブレヒト城

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by small-small-world | 2018-09-27 22:54 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

プラハの劇場のオペラやバレエの公演はネットで予約できるので便利です。
滞在中に「椿姫」の公演があることはチェックしていたのですが、
1か月前になっていざ予約しようと思ったら、すでに時遅し。
「お問い合わせください」の表示になっていました。

HP記載のメールアドレスに連絡したところ、すぐに返信がきました。
30分間の数回のやりとりの後、チケット2枚を入手できました。

日本国内でオペラを観ようとすると大変高額なのですが、
海外ではそれほどの値段ではないので助かります。
ちなみにプラハのオペラは一人51ユーロでした。

ヴルタヴァ川の川岸にある国民劇場
19世紀中頃、チェコの学校や官庁ではドイツ語が使用され、劇場でもドイツ語劇が上演されていました。
チェコ人によるチェコ語の劇場をという民族復興運動の機運の中で、市民から資金を集めて建設されたもの。

やっと入手したチケットは舞台正面ではありましたが、最後列でした。
一つも空席がないほどの満席でした。

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早めに到着したので、館内を目立たないように写真に撮っていたのですが、
なんのことはなし、チェコの人たちもみんな館内を撮影していました。

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幕間にバルコニーに出ると対岸の王宮の丘に入日があたりきれいでした。

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「椿姫」

by small-small-world | 2018-08-25 16:38 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

プラハには大変多数のユダヤ人が居住していました。
18世紀ユダヤ人に寛容だったヨーゼフ2世への感謝を込め、ユダヤ人のゲットーはヨゼフォフと呼ばれています。

ヨゼフォフは他の地域とは違う雰囲気です。

ピンカス・シナゴーグの内部は厳粛な雰囲気です。
派手の装飾も祭壇もない堂内
壁に近づくと、色石かとも見える壁面一面にナチスドイツに殺された7万人以ユダヤ人の名前がぎっしりと書かれています。
一言も発することのできない緊張する空間です。

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2階の一室には亡くなった子供たちの描いた絵が展示されています。
幸せな家庭生活の絵に胸がつまります。

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シナゴーグの横にはユダヤ人墓地。
1400年頃から1787年までに埋葬された墓地
古い墓石が折り重なる1万以上の墓石
墓石の下には20層にも及ぶ埋葬者が折り重なっているといいます。


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ユダヤ人のだんたいでしょうか、20名ほどのグループがガイドの話を真剣に聞いていました。
狭い通路でしたが、追い抜くことはできませんでした。

墓地を出たところにある儀式の家
ユダヤ人の葬儀についての資料館でした。

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にぎやかなプラハ旧市街にもどり、なぜかほっとしました。



by small-small-world | 2018-08-24 17:59 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)

プラハでは地下鉄、トラムなど公共交通は共通のチケット。
70歳以上のシニアは無料です。

地下鉄で驚くのは、地下深くを走っていること。
ホームまでは長いエスカレーターを少なくとも2回は乗り継がないといけません。

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エスカレーターは、ごうごうと音をたてながら、日本より早いスピードで動いています。
上りに乗るときにはそうでもないのですが、下りに乗るときには転がり落ちるのではないかと心配になります。

核シェルターなのではと聞きましたが、ほんとうにそうなのかも・・・・。

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by small-small-world | 2018-08-23 20:46 | チェコ&ドレスデン 2018 | Comments(0)