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エストニアの指輪

引き出しの整理をしていたら隅っこに小さなものが転がっているのを発見。
つまみあげてみると指輪でした。

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1998年の6月のこと。
ヘルシンキで何日間かを過ごしたことがありました。
ヘルシンキで過ごすのは2度目。それほど大きい街ではありませんから、街中は歩き尽くしたので、ちょっと遠出をしてみようと思い立ちました。
ガイドブックの隅っこにエストニア行きのフェリーがあると出ていたのを思い出し、波止場近くのインフォメーション・センターでエストニアについて聞いただけのつもりだったのですが、なんとなく翌朝早くに出るフェリーのチケットを購入してしまいました。
それで、エストニアについて何の知識も情報もないまま、たった一人でどんより霧の立ちこめるバルト海を渡っることになったのでした。

深い霧で1メートル先しか見えない寂しいエストニアの港に降り立ち、
小さな建物で入国手続きをし、気付くと乗客たちはそれぞれ立ち去った後。
たった一台残っていたタクシーに乗ったもののどこへ向かってほしいと言うべきなのかわからず、
「インフォメーション・センターへ」としかいえませんでした。

色彩がまったくない霧深い街を走りぬけていくときの気持ちには何故か不安感はありませんでした。
やがて運転手は、城壁(その時は城壁だとは知らなかったのですが)の外にタクシーを着け、城壁に入ってからの道筋を教えてくれました。(ラッキーなことに運転手は英語が話せました。)
エストニア語で「ありがとう」を「アイタ」ということだけを教えてもらい、城壁の中に1人足を踏み入れたのでした。

その日1日のことをけっして忘れることはないでしょう。
何の予備知識もなく、中世のハンザ都市タリンをさまよい歩くことになったのです。
現在はわかりませんが、当時はほとんど観光化もされていなくて、中世そのままの細い路地や何百年も壁を磨いたことがないような黒ずんだ壁の聖堂。まるでおとぎ話の中に迷い込んでしまったような一日でした。
民主化して間もない頃、物資も豊かではない印象で、洒落たお店もあまりありませんでしたが、路地裏で自分の描いた小さな絵を売っているお店で小さな額を手に入れました。少しは雰囲気がわかっていただけるでしょう。
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エストニアが旧ソ連から独立したのは1991年
民主化の途次にあったというものの、まだまだ道半ば
その後、バルト3国をめぐるツアーの案内を見かけるようになりましたが、その頃は日本からの観光客はほとんどいなかったのではないでしょうか。
たった一人で、下調べもなく足を踏み入れ、今から考えると大胆なことでした。

クレジット・カードを使えばいいと、まったく安易な気持ちで出かけたので現金はほんのわずかしか持っていませんでした。
でも何か思い出になるものを買いたいとラエコヤ広場近くの小さなお店で購入したのがこの指輪
娘のと二つ購入したのですが、いくらだったのか・・・・・。

ついでに棚の上に置かれたままになっているになっている人形もこの機会にご紹介します。
寺院の脇にあった小さなお土産屋さんにぽつんと置いてあったもの
ほんのわずかな品物しか並んでいない店内で高校生くらいの若者がなれない雰囲気で店番していました。
材料は何?と聞いてみたのですが、英語がまったく通じませんでした。
たぶん麻の繊維を束ねたものだと思います。
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指輪の発見で、引き出しの片づけをしばし忘れ、思い出にふけりました。
お土産の効用って、そういうことなんですね。
by small-small-world | 2009-04-15 12:52 |    思い出の街角 | Comments(0)

お花見2009(5)

千葉県佐倉市の川村美術館に「マーク・ロスコ~瞑想する絵画展」を見に。

美術館前の池
水面に映る満開の桜
人出も少なく、静かに楽しみました。
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美術館の庭園の散策路には紅しだれの並木道
長時間かけて出かけた車窓からも満開の桜が楽しめました。
まだ散る様子もなく、今年のお花見は長期間楽しめます。
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by small-small-world | 2009-04-08 21:18 | ☆散歩道 | Comments(0)

お花見2009(4)

目黒川沿いの桜
中目黒より下流は川幅広く・・・・・
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中目黒から上流へいくと川幅が狭まって、桜の枝が水面まで広がっています。
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                                 (4月5日)
by small-small-world | 2009-04-08 21:06 | ☆散歩道 | Comments(0)

お花見2009(3)

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昼下がりの東京庭園美術館(目黒)の庭園
暖かい陽射し、満開の桜が時折はらはらと散っていきます。

子ども達が楽しそうに芝生の上で遊び、若いママたちがおしゃべりをしながら見守っています。
白い椅子に腰掛け、ゆっくり読書を楽しむ人、お弁当を広げている人

ゆったりした平穏なひととき     (4月6日)
by small-small-world | 2009-04-06 20:28 | ☆散歩道 | Comments(0)

桜の伊豆高原(8)

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道を間違えて、八幡野の集落に迷い込んでしまいました。
集落の最奥に鎮座ましますのは八幡野来宮神社

鬱蒼と茂る社叢は天然記念物
自然の植生をそのまま残しています。

今でこそ海岸の遊歩道、桜並木、別荘地として名高い伊豆高原ですが、伊豆急が開通した昭和36年まではかつては大変に辺鄙な土地。伊東から長時間バスに乗ってしか訪れることのできない場所でした。
おぼろげな記憶では、私がここを初めて訪れたのは昭和30年か31年の9月頃こと。(まだ暑さが残り、彼岸花が咲いていたという記憶があります)
なだらかな段々になった畑の間に農家が点在していたような景色が思い浮かびます。

もう少し年長だった兄の記憶では、現在の伊豆急より海側は原生林が広がっていたとのこと。
父が研究していたカギカズラという植物を採集する目的で、父は八幡野を訪れるようになったそうなのですが、原生林では発見できず、八幡野来宮神社の社叢あたりでやっと見つけることが出来たのだそうです。

その頃、鉄道が敷設されるらしいという噂が地元にも伝わっていたらしいのですが、その後原生林や溶岩台地を所有していた人々は大変な収入を得ることになったのでしょう。
by small-small-world | 2009-04-05 12:23 | ☆散歩道 | Comments(0)

桜の伊豆高原(7)

c0039428_1129377.jpg滞在中に家族が誕生日を迎えました。
お祝いに、オーベルジュ・サンジュリアンに食事に行きました。もちろんランチタイムですけれど。
なぜかサービス価格でした。この景気でお客さんが減っているのでしょうか。

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by small-small-world | 2009-04-05 11:38 | ☆散歩道 | Comments(0)

桜の伊豆高原(6)

伊豆高原の隠れ里、池地区
古来は湿地であった場所を開墾した場所
現在では田んぼの大部分が休耕田になっていて、アイリスや菖蒲が植えられていたり、自然観察のための施設になっています。
ひなびた雰囲気が好きで、よく歩きに行くところです。
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c0039428_10481593.jpg山の端に薄く煙が立ち上っているので行ってみると、炭焼き窯がありました。
現在は別荘地になっているとはいえ、もとはといえば、この地区は田畑にはあまりむかない山間地。
炭焼きも古くから行われてきたに違いありません。

c0039428_10484150.jpg焚口に廻ってみると、炭焼き人が休憩中でした。
炭の材料は樫の木
売るのですか?と聞いてみると
「売れたり、売れなかったりだね」
かつては生業の糧だったのでしょうが、今では好きで焼いているといった風情でした。

c0039428_1057988.jpg川の土手や休耕田のあぜ道際にはつくしが刈れるほどたくさん生えています。

c0039428_1124196.jpg山のように採ってきて、指を真っ黒にさせてハカマをとり、薄味で煮て・・・・・・
春の味です。
by small-small-world | 2009-04-05 11:04 | ☆散歩道 | Comments(0)

桜の伊豆高原(5)

娘や息子達が網代の海上釣堀(?)に行ってきました。

すばらしい釣果!!
25センチを越す立派な鯛を4尾
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それからが私の腕のふるいどころ。
十分な包丁を持参しなかったので悪戦苦闘でしたが、刺身、塩焼き、鯛めし、潮汁、デンブ・・・

ん~、満喫しました。
by small-small-world | 2009-04-05 10:29 | ☆散歩道 | Comments(0)

桜の伊豆高原(4)

c0039428_1095432.jpg伊豆高原散歩中に見つけたパン屋さん「ル・フィヤージュ」
道しるべを頼りにたどりつきました。

c0039428_1063614.jpg人通りのない別荘地の中、正面はシャッターがしまっているので、おやと思いましたが、左脇の階段を下りていくと雑木林に囲まれた庭とパン屋さんの建物
陽射しの暖かな庭には小さなテーブルがいくつか置かれています。

c0039428_1083135.jpgサンドイッチとスープをゆっくりいただきました。ホタテのトマトスープもとっても美味でした。

c0039428_10105469.jpg小さなお店ですがパンの種類の多いこと
葡萄からおこした天然酵母を使用したしっかりしたかみごたえのあるパンたち
ドイツ風(?)のやや硬いパン。とてもおいしいです。

いいお店を見つけました。
こんど伊豆高原に滞在するときにも是非行ってみたい、そんなお店です。

by small-small-world | 2009-04-05 10:16 | ☆散歩道 | Comments(0)

お花見2009(2)

江戸時代から花見の名所として知られてきた王子飛鳥山
やっと咲いた桜を愛でる人々で賑わっていました。
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by small-small-world | 2009-04-05 09:45 | ☆散歩道 | Comments(0)

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